走る路線と停車駅は何処?
「のぞみ」「ひかり」「こだま」は、JR東海およびJR西日本により東京~新大阪~博多の間で運行される特別急行列車です。東京駅から新大阪駅の間を「東海道新幹線(JR東海)」、新大阪から博多駅の間を「山陽新幹線(JR西日本)」が運営し、両路線を走るため「東海道・山陽新幹線」となります。
それぞれの停車駅は以下となるので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
のぞみ(11駅)…■、ひかり(16駅)…●、こだま(35駅)…▲
1.東京(■●▲)
2.品川(■●▲)
3.新横浜(■●▲)
4.小田原(▲)
5.熱海(▲)
6.三島(▲)
7.新富士(▲)
8.静岡(▲)
9.掛川(▲)
10.浜松(▲)
11.豊橋(▲)
12.三河安城(▲)
13.名古屋(■●▲)
14.岐阜羽島(▲)
15.米原(▲)
16.京都(■●▲)
17.新大阪(■●▲)
18.新神戸(■●▲)
19.西明石(▲)
20.姫路(●▲)
21.相生(▲)
22.岡山(■●▲)
23.新倉敷(▲)
24.福山(●▲)
25.新尾道(▲)
26.三原(▲)
27.東広島(▲)
28.広島(■●▲)
29.新岩国(▲)
30.徳山(●▲)
31.新山口(●▲)
32.厚狭(▲)
33.新下関(●▲)
34.小倉(■●▲)
35博多(■●▲)
※それぞれ一部列車が停車する駅を除く。
速さと所要時間の差は?
「のぞみ」と「こだま」では停車する駅(※一部停車を除く)に24駅もの差がありますね。これだけ違いがあるのなら、所要時間にもかなりの差が生まれそうです。
主要駅のみに停車する「のぞみ」の場合、東京~新大阪でしたら2時間30分、東京~博多は乗り換えなしで約5時間ほどで到着します。「ひかり」は東京~名古屋では「のぞみ」と大差ありませんが、新大阪で30分ほど、岡山では約1時間もの差が出るようです。一方の「こだま」は直通がなく、東京~新大阪が約4時間+新大阪~博多が約5時間=合計9時間以上もかかってしまいます。
料金に違いはあるの?
3つの料金を調べてみると、あまり違いがないようです。例えば東京~新大阪まで「のぞみ」より1時間30分も時間がかかる「こだま」ですが、料金の差額は320円程度でした(※列車検索では「のぞみ」と「ひかり」は到着に24分の差があるも同じ金額)。
基本「ひかり」と「こだま」は通常料金が同じようです。しかし、「エクスプレス予約」や「回数券」などのお得な割引を使う事で、これら3つが同じ料金で利用できます。
ちなみに、3つのうちでもっとも本数の多い列車が「のぞみ」のため、主要都市に行く人などは「のぞみ≧ひかり>こだま」で選ぶようです。
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