曼珠沙華・彼岸花は印象的な見た目?
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曼珠沙華・彼岸花は特徴的な見た目をしているので、川辺や道で見かけるとすぐに気が付くでしょう。他の花とは違って、咲くと丸いフォルムになります。また、1・2本で咲かずに連なって咲くことが多く、その光景は圧巻するほどの美しさです。
不思議な見た目の秘密は花と葉っぱ
曼珠沙華・彼岸花は不思議な特徴があります。花が咲いている時期には葉っぱがなく、葉っぱのある時期には花が咲きません。そのため、開花すると花が目立ち存在感があります。このようなことが起きるのは「花と葉っぱのサイクルが逆」という理由からです。曼珠沙華・彼岸花の生体は、植物の中でも稀になります。
曼珠沙華・彼岸花の育て方は?
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曼珠沙華・彼岸花の特徴や魅力、どういった場所で育っているか分かってきました。実際に曼珠沙華・彼岸花を見ようと思うと、野生で育っている名所か植物園で栽培されている花になりますよね。そこでこの章では、「曼珠沙華・彼岸花は育てられるのか」「どのような栽培方法なのか」などご紹介します。
水遣りと肥料は必須
曼珠沙華・彼岸花の育て方で必須事項は、水遣りと肥料を与えることです。湿度に強くはありませんが、乾燥すると球根が弱るので土が乾いた場合は、たっぷりと水を与えましょう。肥料を与えるタイミングは、花が咲き終わった後になります。市販の固形肥料で問題ありません。肥料を与えることで球根に栄養が届き、翌年も美しい花を咲かせます。
手入れ・植え替えをするとより美しく生長する
曼珠沙華・彼岸花を何年も開花させたい場合は、手入れや植え替えが重要です。手入れ方法は、枯れた花を付け根から切り取ります。このとき光合成の必要はあるので、葉っぱは残しておきましょう。植え替えは、球根同士の間隔が狭くなったタイミングで行います。
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