ライター/Sadaie
プログラマー、ヘルプデスク経験者。パソコン関係以外では文学、歴史が好き。それらの知識をわかりやすいかたちで配信したいと考えている。
メインの相手はTo
メインとなる宛先の相手はToに指定します。
手紙などの場合、似たような使い方をするものに、Dearがありますね。この二つは使い分けてどちらも用いられるもので、Dearの方がフォーマルな書き方。日本語でいう「親愛なる~様へ」という書き方です。
内容を共有したい相手はCc
メインの宛先ではないものの、内容を共有したい相手はCcに指定します。上司やプロジェクトのメンバーを入れるのが一般的でしょう。
単に「シーシー」と呼ばれることが多いですが、Ccの読み方はカーボンコピー(Carbon Copy)。カーボン紙に複写された文書のことを指します。よく見るところだと、運送業者の送り状の2枚目以降がまさにそれにあたりますね。その複写という意味からメールでも転用されるようになりました。
他の受信者に知られたくない相手はBcc
BccもCcと同じでメインの宛先ではないものの、内容を共有したい相手を指定します。Ccとの違いは他の受信者にBccの人物の情報が一切知らされないこと。Bccに誰かのアドレスが存在するのかすら知ることは出来ません。相手の情報を秘匿したい場合に使用することになります。
単に「ビーシーシー」と呼ばれることが多いですが、Bccの読み方はブラインドカーボンコピー(Blind Carbon Copy)。Blindとは見えなくすることを指します。
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