言葉雑学

3分でわかる!刺青と入れ墨とタトゥーの違いについて!呼び方に谷崎潤一郎にも関連が?紋々についても小説家兼ライターが丁寧に解説!

よぉ、桜木建二だ。この記事では「刺青」と「入れ墨」の他に「タトゥー」との違いについてみていくぞ。

3つとも体の皮膚に彫り物を入れるイメージがあるが、違いはずばり彫り方のようだ。さらに、それぞれの呼び方や語源などを調べてみると、意外な発見があるみたいだな。

今回はそんな3つの違いを、歴史的および文壇からの影響などを交えながら、少女向け小説家兼ライターさらささらと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/さらささら

少女向け小説家兼ライター、神社や名所を訪ねるのが趣味。お話のネタにするため様々な雑知識を集めました。わかりやすい言葉で説明します。

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「刺青」と「入れ墨」と「タトゥー」の違いとは?

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みなさんは「刺青(いれずみ)」や「タトゥー」といった言葉を聞いたことがありませんか。刺青と入れ墨は同じ読み方だし、タトゥーは英語読みなだけのような気がしますね。

そこでこちらでは、3つの違いや共通点を調べてみました。

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「刺青」が一般的で「入れ墨」は江戸時代に罪人のしるし

「刺青」は「入れ墨」と同じ意味で使います。後述しますが、もともと刺青は「しせい」と呼ばれていました。

それでは、刺青と入れ墨に違いがないのでしょうか?実は、ひとつだけ使い方に違いがあります。江戸時代に罪を犯した者に”前科の証や印”として彫られたものは「入れ墨」の字を使いました。

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時代劇など見ると、罪人の腕に刺青が入っているよな。あれは「入墨刑」という刑罰だったんだが、腕に2本の入れ墨は江戸の場合で、地域によってさまざまな場所や文字が使われていたらしい。

もとは犯罪抑止が目的で、懲役などを受けた犯罪者の区別や犯罪予備軍へのけん制として使われていたそうだ。そのため、着物で隠せる上腕部以外に、指や手の甲など人目に付く場所に入れられる場合もあった。

なかには額に「〇」や「×」といった記号の他、罪状によっては「悪」や「又」などの漢字が彫られたという。

屈辱的で有名なのが広島で使用されていた物だろう。まず、初犯は額に「一」と彫られるが、再犯は「ノ」が加えられ丁度片仮名の「ナ」に似た文字になる。ところが、3度目ともなると残り2画が彫り加えられ、いわゆる漢字の「犬」にされてしまったんだ。

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「タトゥー」は針の入る深さが浅い

「刺青」と「入れ墨」がほぼ同じであることがわかりましたね。それでは、「タトゥー」はどうでしょうか?

実は、刺青や入れ墨と比べ、タトゥーは針の入る深さが浅いといわれていました。逆に言えば、タトゥーに比べ針が深く入るのが刺青や入れ墨ですが、これらについては後述させて頂きます。

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「和彫り」とは一体なに?

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「和彫り」とは、日本伝統の彫り方や図柄などを意味します。和彫りに対して「洋彫り」がありますが、これは日本独自のジャンル分けのようです。

こちらでは、和彫りと洋彫りの違いを、「刺青(入れ墨)」や「タトゥー」を交えながら説明します。

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