体の仕組み・器官理科生物

なぜチョウの翅には粉がついてるの?鱗粉の役割や構造・オスとメスの違いなどについて食品メーカー研究員がわかりやすく解説

鱗粉の発生と構造

ここまで鱗粉の役割について詳しく説明してきました。そんな鱗粉の構造は顕微鏡で拡大しなければ観察することができません。いったい鱗粉はどのように作られて、何からできているるのでしょうか?

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鱗粉はどうやってできているの?

image by iStockphoto

鱗粉の由来は毛の細胞が進化が進化したものと言われています。そんな鱗粉はいつ頃からどのように形成されているのでしょうか。

鱗粉の形成はサナギの段階で始まります。サナギの翅の表面の細胞が分化して、鱗粉になるのです。大人の蝶になったあとから鱗粉が新たに生まれることはありません

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こんなに大切な鱗粉なのに一度とれたらそれっきりなんて、なんだか大変だな。

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鱗粉は何からできている?

次は鱗粉が何から構成されているのか解説していきましょう。

鱗粉はタンパク質と色素、さらにキチンという丈夫な物質でできています。顕微鏡でみると瓦が並んでいるような見た目をしていて、鱗粉1つ1つの形は蝶によって様々ですが、普通は桜の花びらのような形をしているんですよ。そんな鱗粉はただ翅にくっついているわけではありません。翅の表面にはソケットと呼ばれるポケットのようなものがあって、鱗粉はそこにはまった状態で翅の上に存在しています。

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多くの役割を持つ鱗粉は、チョウにとってとても重要なもの!

鱗粉は蝶の翅の模様となったり、飛ぶのをサポートしたり交尾を誘発したりと多岐にわたって重要な役割を果たしています。1種類の構造物がこんなにたくさんの機能を持っているなんてすごいですよね。一方でそんなに重要なものであるのに、一度失うと二度と生えてこないという点もなんだか不思議なところ。

くれぐれも悪戯半分で鱗粉を取ってしまう、なんてことのないようそっと見守っていてあげましょう。

イラスト引用元:いらすとや

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hanaiguti30