鱗粉はチョウの翅についている粉のことです。この鱗粉はチョウにとってどのような役割を果たすものなのでしょうか?これを機会に鱗粉はチョウにとってどのような存在なのか、役割や構造について学んで行こうじゃないか。
大学で生物を学び、現在は食品メーカーの研究員であるライター、ハナイグチに解説してもらおう。
ライター/ハナイグチ
大学で生物学を学び、現在は食品メーカーの研究員として勤務している。
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鱗粉って何?
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鱗粉(りんぷん)はチョウの翅(ハネ)や体についている粉で、様々なチョウに共通する構造です。小さいころにチョウを捕まえて、手に粉がついた経験をした方も多いのではないのでしょうか?
ウロコ(鱗)の粉という名前の通り、肉眼では粉にしか見えませんが、顕微鏡顕微鏡で拡大してみるとウロコのように見えます。そんな鱗粉はチョウにとって、とても重要なもので、取り除いてしまうと飛べなくなったり色や模様が消えてしまったりするんです。それでは鱗粉にはどのような役目があるのか詳しくみていきましょう。
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鱗粉の役割
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鱗粉の役割は大きく分けて4つもあります。順番に挙げると翅の模様をつくる、飛ぶために必要、体温調節を行う、交尾を促す、です!このように多岐にわたって重要な働きをしている鱗粉はチョウにとって最も重要な特徴なんですよ。
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