国語言葉の意味

【慣用句】「血気に逸る」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校講師がわかりやすく解説!

「血気に逸る」の使い方・例文

「血気に逸る」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

・新入社員が血気に逸っているさまを見て、俺も若者の頃はあんなに情熱的だったという上司だが、今でも十分エネルギッシュだし、無鉄砲でさえある。

・血気に逸る相手に限って興奮した感情が冷めやすかったりするのだが、衝突してエネルギーを発散させるからだと心理学でも解釈されている。

・昔は血気に逸る生徒が多かったと先生は言うけど、自分に言わせれば今は静かに自分なりに奮起するのが主流なのだ。

「向こう見ずなことをする」「感情任せに行動する」というニュアンスが伝わりますでしょうか。気持ちを制御しきれないイメージからか、その行動によって失敗した・周囲に迷惑をかけたという結果になることが多くあります。良くない展開や重大な事態が続くことがあるため、注意しましょう。

一方で、「血気に逸る若者」のように言った場合は、その元気さを褒めている場合も。体育会系なイメージと言えるでしょうか。どちらの意味にせよ、文脈から読み取れるようにしたいものです。

このニュアンスのためか、若者や経験の浅い人に対して使われることが多いのですが、現代では年配の人も「血気に逸る」行動をするニュースを耳にしたりしますね。もしかすると、年代に関係なく使うのが今後普通になってくるかもしれません。

「血気に逸る」の類義語は?違いは?

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「血気に逸る」の類義語には、「軽挙妄動(けいきょもうどう)」を紹介します。

「軽挙妄動」

「軽挙妄動」は「軽はずみで、考えなしの行動を取ること」。「軽挙=軽はずみな行動」で「妄動=考えのない動き」と、悪い意味が重なっている四字熟語です。

どちらの熟語も耳にすることは少なく、読み方もあまりしないものだと思いますので、言葉としてしっかり押さえましょう。余裕があれば、自分なりに辞書や用語辞典で引いてみることもおすすめします。

「血気に逸る」との大きな違いとしては、「若さ・元気さ」を表現するような前向きな使われ方はしないこと。こちらはあくまで、その良くない行動を示すことに限定されているのに注意です。

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