
調べてみると、それぞれの歴史や性格など違う点がいくつもあるようです。今回はそんな2種の違いを、動物大好き主婦ライターおかちづと一緒に詳しく解説していきます。
- どちらの名前にもついている「レトリバー」の意味は?
- ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバー 見分けるポイントは?
- ふわふわした「長毛種」のゴールデンレトリバー
- ツヤのある「短毛種」のラブラドールレトリバー
- ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバー 歴史の違いは?
- イギリス原産のゴールデンレトリバー
- カナダが原産のラブラドールレトリバー
- ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバー 性格の違いは?
- 優しくフレンドリーなゴールデンレトリバー
- 優しさと賢さを兼ね備えたラブラドールレトリバー
- 2つの犬種 飼う時の注意点や必要な生活環境は?
- 共通する注意点は「運動量」と「お迎えした時のしつけ」
- ゴールデンレトリバーは「長毛種ならではのお世話」と「弱点」にも注意
- ラブラドルレトリバーは「食事量の調整」に注意
- 使役犬として活躍する姿にも注目!
- 2つの犬種の違い それぞれの特徴を知って愛してあげましょう!
この記事の目次

ライター/おかちづ
美容部員・介護職・飲食店勤務を経てwebライターへ。美容と動物をこよなく愛する。今回は動物好きの知識を活かし、ゴールデンレトリバーとラブラドルレトリバーの違いを詳しく解説する。
どちらの名前にもついている「レトリバー」の意味は?
両者の名前についている「レトリバー」は、「獲物を回収する」という意味です。ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーは、ともに泳ぎが得意で、古くから「水漁犬」として活躍していました。
名前の意味の通り、ハンターが撃ち落とした水鳥などの獲物を泳いで回収し、陸地に戻る。両者には、狩りのパートナーとして人々と共に暮らしてきた歴史があります。
ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバー 見分けるポイントは?

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2つの犬種を見分ける1番のポイントは「被毛の長さ」です。全体的に毛が長いゴールデンレトリバーに対し、ラブラドルレトリバーはかなり毛が短いのが特徴。この見分け方を知っておくだけで、2種類を一目で区別することが可能です。
また、被毛の長さだけではなく、毛色の種類にも違いがありますので、もう少し掘り下げて見ていきましょう。
ふわふわした「長毛種」のゴールデンレトリバー
綺麗でツヤのある長い被毛を持つゴールデンレトリバー。被毛の色は、ゴールド・クリーム色など明るい毛色なのが特徴です。ダブルコートで毛が密生しているため、抜け毛はかなりの量になります。普段のブラッシングはもちろん、換毛期には特に丁寧なお手入れが必要です。
また、ふわふわの被毛のおかげで寒さには強いですが、暑さにとても弱いという特徴があります。夏場の温度調節には特に留意してください。
ツヤのある「短毛種」のラブラドールレトリバー
ラブラドールレトリバーは、ツヤのあるダブルコートの短毛種です。被毛の感触が硬めなのが特徴で、日ごろのブラッシングは、ゴールデンと比べると比較的ラクになります。しかし、ラブラドールも換毛期になると抜け毛の量が一気に増える点は同じです。毛色は、イエロー・黒・チョコレートの三色で、暗めの毛色があるのもゴールデンとの違いになります。
また、被毛の短いラブラドールレトリバーは、寒さに弱い体質です。冷えから身体を守るため、食べて脂肪をつけようとしますので、食事量を適切に保ち肥満にさせない注意が必要になります。
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