
その5「老婆心」
「老婆心」とは「年とった女性が、度を越してあれこれと気を遣うこと。転じて、必要以上に世話をやこうとする自分の気持ちを、へりくだっていう語。」という意味の言葉です。現状、「老婆心」は老婆でなくとも、そうした思いをもってのことであれば使用することが出来る単語となります。
「僭越ながら」という言葉と同じように、こちらもへりくだった表現としてよく使われるものです。
老婆心ながら、後輩にはSNSへ投稿するコメントなど気を付けるように指導をした。
「余計なお世話」の対義語は?

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「不必要なおせっかい。他人の助言や手助けを拒絶するときに言う。大きなお世話。」という意味の、「余計なお世話」という言葉。対義語となるのは「お世話」になります。そもそも、お世話が度を過ぎることで、余計なお世話になるのです。
よって、対義語の解説は割愛させていただきます。ちなみに、「大きなお世話」という言葉はありますが、その対義語として「小さなお世話」を使うことはありません。
「余計なお世話」を使いこなそう
この記事では「余計なお世話」の意味・使い方・類語などを説明しました。「不必要なおせっかい。他人の助言や手助けを拒絶するときに言う。大きなお世話。」という意味のこの言葉。お世話をすること自体は悪いことではなく、むしろ、人間関係の中では必要不可欠な行為です。日頃から相手に対して思いやりを持って、適切な距離感とタイミングを持ってお世話をすることが大切ですね。