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暗喩と隠喩の違いって?意味や例文、対義語やその他の比喩技法について雑学大好きライターがわかりやすく解説!

暗喩と隠喩はどのように使うのか

そもそも暗喩(隠喩)は何故用いるのでしょうか。以下の二つが暗喩(隠喩)の強みであり、その強みを意識した使用が効果的でしょう。

感情一つとっても、書き手によってその表現が千差万別になる点。

その分かりにくさを逆に利用して、(理解出来た)読み手を心地よくさせる点。

分かりにくくしすぎた暗喩(隠喩)は効果的ではないので注意が必要です。

暗喩と隠喩の使い方

特定のキーワードを用いた明喩(直喩)と違い、暗喩(隠喩)の表現は広範囲になります。

大きく分けて使い方は三つのパターンに分けることが出来るでしょう。

明喩(直喩)のように「Al ike B」や「A as B」の形を取るが、キーワードを省いたもの。前後の文脈とセットではじめて暗喩(隠喩)になるもの。文章や物語そのものが教訓やテーマになっているもの。

暗喩(隠喩)の例文

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暗喩(隠喩)の例文は以下の通りです。

1.人生は旅だ
2.野にはバラが咲いていた
3.「狼が来たぞ」と何度も村人をだましてきた少年は次第に信用を失い、本物の狼が来た時に誰にも信じてもらえずに狼に食べられてしまった(イソップ寓話 狼少年)

一番目は直喩(明喩の)の使い方に似ていますね。「旅のような人生」と言い換えることもでき、「~のような」というキーワードを省いた格好です。

二番目は文中にただ存在する分には暗喩になりえませんね。しかし、バラの花言葉は「愛情」。その前後の文脈に例えば異性が登場していたなら、それは恋の暗喩(隠喩)になるのです。

三番目は例文というより物語全体が暗喩(隠喩)。物語全体が教訓のようになっており、「嘘つきは信用を失う」ことを示しています。

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