「足休め」
「足を棒にする」の対義語として「足休め」(あしやすめ)が挙げられるでしょう。意味としては「疲れた足を休めること。」ですから、「くたくたになるまで歩き回る」といった身体的疲労の対義関係にあることがわかりますね。
「legs give out」
「足を棒にする」を英語で言い回す場合、「legs give out」が挙げられるでしょう。意味としては「足が疲れた」としても使用可能ですから、幅広いシーンで活用することができると思います。またこのような意味なので、「gave out」と過去形で使用することが多い言葉です。
なお、大体が「誰かの足」という使い方をするため、「my」や「your」などが頭につきます。以下に例文を見てみましょう。
・I walked around until my legs gave out looking for witnesses. I don’t think I should be complaining about taking a short break with a cup of coffee in my hand.
目撃者を探して足が棒になるまで歩き回ったんだ。コーヒー片手に少し休憩したって文句を言われる筋合いはないだろう。
・I stood for a long time at my daughter’s class and my legs gave out. I realized that I don’t get enough exercise.
小学生の娘の授業参観で長時間立っていたら、足が棒になってしまったんだ。運動不足を実感したよ。
・I ran around until my legs gave out and finally figured out the cause of that incident.
足を棒にして走り回って、やっとこさあのヤマの原因を突き止めましたよ。
「足を棒にする」を使いこなそう
この記事では「足を棒にする」の意味・使い方・類語などを説明しました。簡単に復習しておきましょう。
「足を棒にする」はくたくたに疲れるまで歩き回ったり、何かの物事のために奔走する際に使用する言葉でした。ビジネスシーンでも多方面と調整が必要で「足を棒にして」打合せ・協議することがあると思いますが、それを乗り越えた時にはきっと上司の信頼や気持ち良い「足休め」が待っているでしょうから、頑張らないといけないですよね。