マンゴーの品種や味の特徴は?
image by iStockphoto
アップルマンゴーはマンゴーの品種の一つということがわかりましたが、品種によって味や見た目の特徴も変わるようです。主に日本で定番のアップルマンゴーと、もう一つ有名な品種のペリカンマンゴーがありますが、それら2つの違いをご紹介していきます。
アップルマンゴーはアーウィン種
日本で食べられているアップルマンゴーは、主にアーウィン種という品種です。りんご程度の大きさで卵のような楕円形をしており、果皮が赤いのが特徴。果肉は柔らかくジューシーな果汁がたっぷりで、糖度が14~18度と果物の中でもとても高く濃厚な甘味とほのかな酸味、マンゴー独特の甘い香りがします。
日本では高級品として有名な宮崎県のマンゴー「太陽のタマゴ」は、このアーウィン種です。
ペリカンマンゴーはカラバオ種
見た目が扁平でペリカンのくちばしのように見えることから名付けられたペリカンマンゴー。正式にはカラバオ種という品種で、果皮は黄色をしておりイエローマンゴーと呼ばれることも。アップルマンゴーに比べて甘みや香りは控えめで、少し酸味も加わりあっさりとした味わいです。
日本では主にフィリピン産が輸入されていますが、大きなスーパーでないとなかなか見かける事は少ないですよね。
マンゴーの選び方や食べ頃は?
image by iStockphoto
マンゴーの有名な品種や味の違いについて見てきましたが、食べるなら完熟した甘みが濃厚なマンゴーを味わいたいですよね?ここからは美味しいマンゴーの選び方や、ちょうど良い食べ頃の見分け方などをみていきましょう。
果皮が赤くて弾力があり香りが漂うものを選ぶ
マンゴーは収穫後にも追熟していく果物なので、店頭では完熟前から完熟に近いものまでさまざまなものが並んでいます。中でも果皮全体が綺麗な赤い色をしており、少し弾力のあるものが完熟の証拠。見た目は赤くても弾力のない固いマンゴーはまだ完熟手前ですので、常温で数日置いて追熟させましょう。逆に、果皮は赤くなったけど一部が黄色のまま残っているという場合でも、触ってみて固さがなく、少し弾力を感じれば甘く完熟していますので美味しく食べられます。
また、完熟すると芳醇な香りが漂いますので、甘い香りのあるマンゴーを選びましょう。
\次のページで「白い粉がなくなった頃が食べ頃」を解説!/