その1「あごが干上がる」
収入がなくなって、生活が出来なくなるという意味の慣用句です。「口が上がる」の1の意味と類似していますね。あごも物を食べるときに必要な場所です。そんなあごが干上がってしまったら、何も食べられません。生活が出来なくなるとそんな状況になってしまう、そんなようすを表した表現です。
1.ウイルスの影響で客足が途絶え、あごが干上がりそうだ。
2.あごが干上がらないよう、人間関係にも注意して商売をする。
3.現在この機能をご利用の方があまりにも少なく、あごが干上がる。
その2「口が達者になる」
物言いが巧みで、よく喋るようになることを表した言葉です。よく聞く表現ですよね。
1.「口が達者になったなあ。」
2.周囲にはあまり口が達者な人間がいない。
3.最近彼は口が達者になり、わたしにはそれがストレスだ。
1の例文のように会話でもよく使われます。皮肉であることも多いので口が達者になったと言われたら少し気をつける必要があるかもしれません。
その3「口がうまい」
話し方が巧みであるという意味の慣用句です。話し方がじょうずになるというよりかは、話し方がじょうずな状態のことを指すので、この点で「口が上がる」とは異なっています。
1.口がうまい人には気をつけなければならない。
2.セールスマンは口がうまい。
3.口がうまく、自然なトークを展開されて危うく契約するところだった。
口がうまい人、怖いですよね。口がうまいと聞くと警戒心を感じる人も少なくないと思います。ただ、口がうまい人=嘘を言っている悪い人というわけではないので注意です。
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