雑学食べ物・飲み物

3分で分かる牛乳と生クリームの違い!作り方や代用品、バターとの比較まで雑学オタクライターが徹底解説!

よぉ、桜木建二だ。この記事では牛乳と生クリームの違いについてみていくぞ。2つとも牛のミルクから作られているということは分かっても、定義や作り方を聞かれるとなかなか答えられないんじゃないか?しかし調べてみると2つの間には省令で定められた明確な違いがあり、そこには成分や製造方法も関わってくるようだ。今回はそんな牛乳と生クリームの違いや種類について、雑学が大好きなライターおとのと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/おとの

酪農王国の北海道で生まれ育った道産子ライター。学生の頃、コンビニでのバイト中に外国人のお客様に牛乳と低脂肪牛乳の違いを聞かれ、散々迷った末に「oil(油)の量が違う」と答えたら「fat(脂肪)の量だね」と訂正されたことがある。

牛乳と生クリームの違いは乳脂肪分の割合!

image by iStockphoto

皆さんは普段、牛乳や生クリームをどのくらい消費していますか?朝やお風呂上がりに冷えた牛乳を飲む人もいれば、コーヒーや紅茶に入れて楽しむ人もいるでしょう。ケーキやパフェなどのスイーツが好きな人には、ふわふわトロトロの生クリームが欠かせませんよね。そんな牛乳と生クリームはどちらも同じ生乳から作られています。見た目や香りはあまり変化のない牛乳と生クリームですが、それらの大きな違いは、含まれている乳脂肪分の割合。ここではその乳脂肪分について確認していきましょう。

乳脂肪分とは?

乳脂肪分とは漢字からも想像しやすいように、牛乳に含まれる脂質のことです。風味や口当たりやコクに関わる重要な成分で、牛乳のなかでは薄い膜に包まれた脂肪球として存在しています。脂質は嫌厭されがちですが、炭水化物やタンパク質と並ぶ三大栄養素。エネルギー源として欠かせないものです。

ついでに無脂乳固形分についても説明しておきましょう。これは牛乳に含まれる、乳脂肪分を除いた固形分のことタンパク質や糖質、ミネラルなどが当てはまります。牛乳の約82%は水分で、残りの固形分が乳脂肪分と無脂乳固形分に分かれると認識しておくと良いですね。

牛乳:乳脂肪分3.0%以上

一般的に牛乳というと、紙パックのやガラス瓶の容器に入った牛のミルクをイメージしますよね。商品名や成分表から多少の差があることは感じられても、基本的に全て同じ牛乳だと思われがちです。しかし厳密には「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」によって、純粋な牛乳とは乳脂肪分を3.0%以上、無脂乳固形分を8.0%以上含んだものと決められています。

牛乳のパッケージに必ずある、種類別という項目。ここには牛乳以外にもいくつかのタイプが印字されています。例えば低脂肪牛乳は乳脂肪分を除去して0.5〜1.5%にしたもの成分調整牛乳は、生乳から水分や乳脂肪分や無脂乳固形分の一部を除いているものです。ぜひ自身の好みや身体に合う種類を探してみてくださいね。

生クリーム:乳脂肪分18.0%以上

先述した乳等省令によって、生クリームには乳脂肪分が18.0%以上含まれていることが条件付けられています。牛乳の3.0%に比べると、単純計算で6倍もの乳脂肪ということになりますね。それもそのはずで、生クリームの定義は「生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもの」とされています。乳脂肪のみを原料として、添加物などは加えていないものだけが生クリームとなるのです。

脂肪分が18〜30%のものがコーヒー用のライトクリーム30〜48%がホイップ用のヘビークリームと分類されます。イギリス生まれのお菓子であるスコーンには、ジャムとたっぷりのクロテッドクリームが相性抜群ですよね。このクロテッドクリームはなんと脂肪分が55%も。食べ過ぎには注意しましょう。

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乳脂肪には太りやすく健康に悪いというイメージがあるかも知れないな。実際に牛乳と生クリーム200mlあたりのカロリーを比べてみると、牛乳の130kcalに対して乳脂肪分の多い生クリームは900kcalもある。しかし乳脂肪は燃焼しやすいから体脂肪になりにくい上に、牛乳や乳製品には健康や美容に効果的な栄養素がふんだんに含まれている。何事も適量が大事ということだ。

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