

今回はそんなスパイシー料理に欠かせないスパイスの違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライター熊家と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくりコリアンダーとパクチーの違い

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パクチーはタイ料理でよく見かけますが、コリアンダーを知っていますか。実は、パクチーとコリアンダーは同じ植物です。この章では、それぞれの違いについて解説していきます。違いについて知ると、スパイシー料理に興味が湧くでしょう。まずは、ざっくり違いについて紹介していきます。
コリアンダーは種子
コリアンダーは種子で、形は粒上です。種子を乾燥させ、パウダー状にしたものが「コリアンダーパウダー」で、そのままのものは「コリアンダーシード」といいます。何の料理によく使われるかというと、カレーのスパイスです。クセが少なく甘い香りがします。
パクチーは葉
パクチーは葉の部分で、香りは独特です。エスニック料理や、タイ料理によく使われます。日本の料理には、使われないのでしょうか。香りが強いため、和食との相性は難しくなります。中国名では香菜(シャンツァイ)です。
特徴1:コリアンダーとパクチーの味は?
ざっくりコリアンダーとパクチーの違いを知ると、それぞれの味が気になってきますよね。この章では、味の違いについて解説していきます。食べていなくても味のイメージができるよう、わかりやすく紹介していきますね。
コリアンダーはクセが少ない
コリアンダーは、クセが少ないスパイスになります。辛すぎたり、香りが強すぎたりしません。甘く爽やかで、ほんのりスパイシーです。どんな料理に使われるかというと、カレー・から揚げ・オムレツ・サラダ・クッキーなどになります。扱いやすいため、幅広い料理と相性がよいです。