この記事では旧約聖書と新約聖書の違いについてみていきます。どちらも宗教で使われたり、世界史で出てくるイメージがあるよな。違いはずばり新旧の違いようですが、宗教によって関係・言語が違うなど調べてみるといろいろあるみたいです。
今回はそんな宗教に欠かせない正典の違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライター熊家と一緒に解説していきます。
ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくり旧約聖書と新約聖書の違い
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「旧約聖書」と「新約聖書」は世界史でよく見かける単語ですが、どのような違いがあるのでしょうか。はじめに、ざっくりと紹介します。「全くわからない」がなくなりますよ。簡単に理解できるので、一緒に見ていきましょう。
旧約聖書は古い契約
旧約聖書は一言でいうと古い契約で、天地創造や神から授けられた掟です。教義や信仰の模範が書かれています。関係のある宗教はユダヤ教・キリスト教・イスラム教で、はじまりはユダヤ教です。
新約聖書はイエス・キリストによる新しい契約
新約聖書はイエス・キリストによる新しい契約です。イエス・キリストの生涯と教えを残し、人々に伝道するために書かれています。キリスト教では、旧約・新約を合わせて1つの聖書です。
特徴1:旧約聖書と新約聖書の宗教は?
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ざっくりと違いがわかったところで、続いては関わる宗教について紹介します。「歴史的背景」や、それぞれの宗教が「何を信じるのか」を知れますよ。簡潔に解説していきます。
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