
1. 自分の気持ちや感情を頑張ってはじめて表現しているところだから、口を入れてこないでね。
2. 海外で取材をしていると、口を入れてくる同業者が多くてね。フリーの記者ほど自信があるのか、興味を持って近づいてくるんだ。
3. 赤ちゃんとボディランゲージでコミュニケーションしているんだから、おもちゃで口を入れてくるなよ。
例文の1と2は「会話の邪魔をする」、例文の3は「動作や仕草で干渉する」という意味であることがわかりますね。
1. 「口を挟む」
今回ご紹介する最初の類義語が「口を挟む」(くちをはさむ)です。口語でも良く使用される言葉ですが、念のため国語辞書で意味を確認しておきましょう。
他人の話している途中に割り込んで話す。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「口を挟む」
「口を挟む」は「口を入れる」とほとんど同じ意味であることがわかりますが、比較すると「割り込んで話す・しゃべる」というニュアンスが強い言葉です。逆に言えば「口を入れる」は「干渉する・邪魔をする」というニュアンスが強いですね。
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