この記事ではスコップとシャベルの違いについてみていきます。2つとも気軽に食べられるおやつやお酒のおつまみのイメージがあるよな。違いはずばり原材料のようですが、発祥地やカロリーの違いなど調べてみるといろいろと違いがあるみたいです。
今回はそんなカルパスとサラミの違いを体への悪影響についてやドライソーセージとの違いも合わせて、グルメ好きのライター食いしん坊主婦と一緒に解説していきます。

ライター/食いしん坊主婦

食べることが大好きな主婦。美味しいものには目がなく、食べ物関連のことを調べるのも好き。大食いの人達のように、たくさん食べられてなおかつ太らない体になりたいと思っている。

カルパスとサラミの違いは原料にあった?!

image by iStockphoto

駄菓子やおつまみでおなじみのカルパスとサラミ。「このふたつって、何が違うの?」そう思ったことはありませんか?どちらも良く似ていて、単に呼び方が違うだけのような気もしますよね。だけど、サラミとカルパスにはちゃんと違いがありました。まず、カルパスとサラミは原料が違うんです。

豚・牛・鶏肉が原料のカルパス

カルパスは、豚、牛、鶏のひき肉、もしくはこれらの合いびき肉が原材料です。このひき肉に調味料・香辛料・ラードなどを混ぜたものを腸詰めします。腸詰めしたものをボイルして約60日~90日間乾燥熟成させたものが一般的なようです。カルパスはサラミと比較すると比較的柔らかいので、おやつやおつまみとしてそのまま食べるのがメイン。一口サイズの個包装で販売されているのも特徴。

豚・牛が原材料のサラミ

一方サラミはのひき肉、もしくは豚と牛の合いびき肉が原材料です。このひき肉に調味料・香辛料・ラードなどを混ぜたものを腸詰めします。腸詰めのあと、カルパスは加熱しますがサラミは加熱しません。ボイルなしで約60日~90日間乾燥熟成させたものが一般的のようです。おやつやおつまみとしてそのまま食べるほか、サラダピザパスタ料理などにも使われます。

カルパス、サラミの違いは発祥地にあった?

カルパスとサラミの違いは原材料に違いがありますが、発祥地の違いもあるんです。私はカルパスもサラミもあまり意識せずに食べていたので、味の違いはあまり分かっていませんでした…。似たようなものと思っていたのに発祥地まで別ものとは驚きです。

\次のページで「カルパスはロシア発祥」を解説!/

カルパスはロシア発祥

もともとカルパスはロシア発祥の食べ物。「カルパス」とは本来「カルバサー」と言うロシア語で、ソーセージとの意味になるそうです。20世紀はじめ頃、ロシア革命の影響で多くのお客がロシアから来日し、ロシアの代表的な料理であるボルシチやビーストロガノフなどが日本に伝わったと言われています。

サラミはイタリア発祥

一方サラミはイタリア発祥の食べ物で、本場イタリアでは「サラーメ」と呼ばれるそうです。サラミの歴史は古く、古代ローマ以前に考えられた豚のひき肉を使った製法であると言われています。現在では豚以外のひき肉で作られたもの、ハーブやスパイスなどの香辛料を混ぜたものもサラミと呼ばれ、その作り方や材料は国や地域によってさまざまなようです。

カルパスとサラミ、カロリーはどう違う?

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カルパスとサラミは似ているけれど原材料も違い、別の食べ物。そうするとカロリーの違いはどうなのか気になりませんか?同じような食べ物なら、カロリーが低い方が嬉しいですよね。例えばヤガイのおやつカルパスなら1本(3.4g)あたり16キロカロリー、そしてサラミは1枚(7g)35キロカロリー。ですので残念ながらカロリーに大差はないと言えそうです。

カルパスとサラミは体に悪い?

手軽に食べられて気が付けばついついたくさん食べていた…なんてことはありませんか?カルパスやサラミは食べ過ぎると体に悪い、なんていうことも耳にしますよね。カルパスやサラミが身体に悪いと言われてるのは加工食品に使用される添加物がよくないとされているから。それに塩分やカロリーが高めであることもそう言われる原因と考えられます。確かに体に良くはないですが、悪いとまでは言えないでしょう。ですがカルパスとサラミに限らず、食べ過ぎはなんでも体に良くありませんね。

ドライソーセージは何が違う?

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世の中にはチョリソーやボローニャなどのドライソーセージというものもありますよね。カルパス・サラミとは一体何が違うのでしょうか。実は、カルパスとサラミもドライソーセージの一種。厳密に言うと水分量が35%以下のカルパスは「セミドライソーセージ」、水分量が35~55%のサラミは「セミドライソーセージ」とされています。原材料の違いの他にも、水分量の違いもあったんですね。

\次のページで「カルパスとサラミ、違いを知って美味しくいただこう」を解説!/

カルパスとサラミ、違いを知って美味しくいただこう

普段何気なくおやつやおつまみとして食べているカルパスやサラミには、このような違いがありました。違いを意識して食べてみると、また意外な発見があるかもしれません。ワインにはサラミカルパスにはハイボールと飲むお酒に合わせて食べ分けてみるのも良さそうです。またそのまま食べるイメージが強いカルパスですが検索するとレシピが出ているので、アレンジを楽しめますよ。サラミもカルパスも、ぜひ自分にピッタリの食べ方を見つけて美味しくいただいてくださいね。

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カルパスとサラミの違いは原材料にあった!?発祥地やカロリーの違い、ドライソーセージとの違いについてもグルメ好きが分かりやすくわかりやすく解説

この記事ではスコップとシャベルの違いについてみていきます。2つとも気軽に食べられるおやつやお酒のおつまみのイメージがあるよな。違いはずばり原材料のようですが、発祥地やカロリーの違いなど調べてみるといろいろと違いがあるみたいです。
今回はそんなカルパスとサラミの違いを体への悪影響についてやドライソーセージとの違いも合わせて、グルメ好きのライター食いしん坊主婦と一緒に解説していきます。

ライター/食いしん坊主婦

食べることが大好きな主婦。美味しいものには目がなく、食べ物関連のことを調べるのも好き。大食いの人達のように、たくさん食べられてなおかつ太らない体になりたいと思っている。

カルパスとサラミの違いは原料にあった?!

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駄菓子やおつまみでおなじみのカルパスとサラミ。「このふたつって、何が違うの?」そう思ったことはありませんか?どちらも良く似ていて、単に呼び方が違うだけのような気もしますよね。だけど、サラミとカルパスにはちゃんと違いがありました。まず、カルパスとサラミは原料が違うんです。

豚・牛・鶏肉が原料のカルパス

カルパスは、豚、牛、鶏のひき肉、もしくはこれらの合いびき肉が原材料です。このひき肉に調味料・香辛料・ラードなどを混ぜたものを腸詰めします。腸詰めしたものをボイルして約60日~90日間乾燥熟成させたものが一般的なようです。カルパスはサラミと比較すると比較的柔らかいので、おやつやおつまみとしてそのまま食べるのがメイン。一口サイズの個包装で販売されているのも特徴。

豚・牛が原材料のサラミ

一方サラミはのひき肉、もしくは豚と牛の合いびき肉が原材料です。このひき肉に調味料・香辛料・ラードなどを混ぜたものを腸詰めします。腸詰めのあと、カルパスは加熱しますがサラミは加熱しません。ボイルなしで約60日~90日間乾燥熟成させたものが一般的のようです。おやつやおつまみとしてそのまま食べるほか、サラダピザパスタ料理などにも使われます。

カルパス、サラミの違いは発祥地にあった?

カルパスとサラミの違いは原材料に違いがありますが、発祥地の違いもあるんです。私はカルパスもサラミもあまり意識せずに食べていたので、味の違いはあまり分かっていませんでした…。似たようなものと思っていたのに発祥地まで別ものとは驚きです。

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