M4AとMP3の違いは何?macやwindowsで変換はできる?音楽データについて雑学好きライターがわかりやすく解説
macで変換する場合
最初に、Macを使った変換方法を説明します。まずiTunesを開き、「iTunes」→「環境設定」→「一般」→「読み込み設定」の順にクリックしましょう。次に「読み込み設定」のプルダウンメニューから「MP3エンコーダ」を選択します。
あとは簡単です。MP3形式に変換したいM4Aのデータをライブラリから選択し、メニューから「ファイル」→「変換」→「MP3バージョンを作成」の順でクリックすれば変換は終了となります。
windowsで変換する場合
Windowsの場合も、Macのやり方と大きな違いはありません。まずiTunesを起動させ、画面上のメニューから「編集」→「環境設定」の順でクリックしていきます。そしてiTunesのインポート設定にあたる「環境設定」を開きましょう。
次に、そこが「一般」になっているのを確認して「CDをセットしたときの動作」の「インポート設定」を選択します。そして「インポート方法」を「MP3エンコーダ」に設定しましょう。少しでも音質を良くしたいなら、下にある「設定」を「高音質(192 kbps)」にして、設定が終わったら「OK」をクリックします。
次に、iTunesのファイルのMP3バージョンへ変換したい曲を選択。その状態で画面上のメニューから「ファイル」「変換」「MP3バージョンを作成」の順にクリックすればMP3への変換完了です。
M4AとMP3の再生方法は?
M4Aを、より汎用性の高いMP3形式へと変換する方法を説明しましたので、次は両者の再生方法について解説します。
MP3形式であればほとんどのプレーヤーで再生することができますが、Appleユーザーの方はM4Aの音質の良さというメリットも捨てがたいことでしょう。では、この長所を生かすにはどのプレーヤーを使うのが最適でしょうか。
M4AはAndroid端末を除く標準的なプレーヤーで再生できる
M4Aは、MP3と比べて汎用性が低いとはいえ、iPhoneやiPodなどのAppleデバイスをはじめ、iTune、Quicktime、Windows Media playerなどの標準的なプレーヤーなら多くのもので再生できます。
まずは手持ちの端末に入っているプレーヤーやアプリで再生できるかどうか試してみましょう。ただ悩ましいのは、AndroidだけはM4A再生アプリがないと再生できない点です。
MP3は標準的なプレーヤーで再生できる
一方、MP3はWindows ユーザーならおなじみのWindows Media Playerをはじめとする各種音楽プレーヤーで再生可能です。またこれ以外にも、iTunes、foobar2000、Video LAN、GOM Playerなどでも再生できます。
スマホでもAndroid端末も含めて普通の音楽再生アプリなら問題なく聴けるでしょう。MP3は再生プレーヤーを選ばないと言っても過言ではありません。
M4AとMP3のどちらを使うといい?
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M4AとMP3は、どちらも一般的な再生プレーヤーなら再生することができます。また、必要ならM4AからMP3に変換することもでき、「どちらが使えるか」をあまり心配する必要はなさそうです。
ではそうなると、あとはM4AとMP3のどちらか好きな方を選ぶだけ。以下では、人によってどちらを使うのが適当なのかについて説明します。
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