この記事では、つつじとさつきの違いについてみていきます。鮮やかなピンクだったり、公園で見かける植物のイメージがあるよな。違いはずばり花の咲き方ようですが、パーツによって葉の感触・開花時期が違うなど調べてみるといろいろあるみたいです。

今回はそんな周囲を華やかにする、つつじ・さつきの違いを定義から確認しつつ、雑学好きライター熊家と一緒に解説していきます。

ライター/熊家

現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。

ざっくりつつじとさつきの違い

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生活の中でよく見かけるつつじとさつきですが、「見た目がそっくりで、どっちがつつじでさつきか判断できない」という方は多いのではないでしょうか。はじめにざっくりと違いを解説しますので、一緒に知っていきましょう。

つつじは連なって続き咲く

つつじの名前は「連なって続き咲く」ことが由来です。開花時期は4月中旬~6月中旬で、白色・紅色・ピンクなどの花を咲かせます。つつじは花が咲く頃に、新芽が出ることが特徴です。見分けるポイントは、「芽や葉に生えている細かい毛の色が緑色」になります。

さつきは旧暦の皐月に咲く

さつきはつつじの種類に含まれます。名前は「旧暦の皐月に咲く」ことが由来です。開花時期は5月中旬~7月下旬で、真紅・淡い紅色・ピンクなどの花を咲かせます。葉が出てから花が咲くことが特徴です。見分けるポイントは、「芽や葉に生えている細かい毛の色が茶色」になります。

特徴1:つつじとさつきの見分け方

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つつじとさつきの違いを、ざっくり知っていただけましたか?ここからは、特徴を詳しくご紹介していきます。この章での解説は、簡単な見分け方です。公園でつつじとさつきを見かけたとき、違いがわかるようになりますよ。

\次のページで「つつじは細かい毛が緑色」を解説!/

つつじは細かい毛が緑色

つつじの見分け方は、「芽や葉に生えている細かい毛が緑色」です。葉の裏にふわふわと生えていて、服にくっつきやすい毛になります。たくさん生えているので、すぐに見分けられるでしょう。

さつきは細かい毛が茶色

さつきの見分け方は、「芽や葉に生えている細かい毛の色が茶色」です。品種が多く葉の裏に生えていたり、生えていなかったりします。毛が見当たらなければ、さつきと区別することも可能です。

特徴2:つつじとさつきの葉の違い

つつじとさつき見分け方を紹介しましたが、葉にも違いがあります。葉が生えているときは、ぜひ確認してみてください。この章では、葉の違いを簡潔にご紹介します。つつじとさつきの生体を、より深く知れますよ。

つつじ:葉は大きく手触りがザラザラ

つつじは品種改良により葉の大きさにばらつきがありますが、基本的には長さ5センチメートル・幅1センチメートルと大きめです。手触りはザラザラしていますが、柔らかく光沢があります。

さつき:葉が小さく手触りはスベスベ

さつきの葉は長さ2.5センチメートル・幅0.4センチメートルと、つつじの半分ほどの大きさです。手触りはスベスベで、固くて光沢があります。葉が生えているシーズンであれば、大きさだけでも違いがわかりますね。

特徴3:つつじとさつきの開花時期

つつじとさつきの特徴について解説してきましたら、花について知りたい方は多いでしょう。この章では、それぞれの開花時期についてご紹介します。開花時期を知って、美しく咲く花を見に行きましょう。

\次のページで「つつじは4月中旬~6月中旬に開花」を解説!/

つつじは4月中旬~6月中旬に開花

つつじの開花時期は4月中旬~6月中旬で、白色・紅色・ピンクなどの花を咲かせます。新葉が出てから、花を咲かせるのが特徴です。4月に綺麗に花が咲いていたら、つつじと覚えておきましょう。

さつきは5月中旬~7月下旬に開花

さつきの開花時期は5月中旬~7月下旬で、真紅・淡い紅色・ピンクなどの花を咲かせます。つつじより少し小さく、新葉が出る前に花を咲かせるのが特徴です。5月になって、花の盛りを迎えるのがさつきになります。

つつじとさつきの育て方は?

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つつじとさつきの特徴を解説してきましたが、実際に育てられるのか気になりませんか。この章では、つつじとさつきの育て方をご紹介します。簡単に育てられるので、挑戦してみましょう。

日当たりのよい場所で育てる

どちらも日当りのよい場所を好みます。水やりは鉢の土が乾いたら、たっぷり水やりをしましょう。ただし、花が咲いているときは、つぼみや花弁に水がかからないよう注意してください。

肥料は花が咲いた後に与える

花が咲いた後と9月・1月頃に、粒状の肥料を月1回程度与えましょう。1年を通して栄養分が土中に行き渡るので、新芽や花芽の増加・樹勢の回復・根張り強化が期待できますよ。

\次のページで「つつじとさつきの剪定方法」を解説!/

つつじとさつきの剪定方法

つつじとさつきの育て方を解説しましたが、剪定方法を知りたい方も中にはいるでしょう。この章では剪定方法を簡潔にご紹介します。剪定でつつじとさつきの形を、きれいに整えられますよ。

剪定は花が咲いてすぐ

つつじとさつきの剪定は、花が咲いた後です。剪定が遅くなると、新芽を切ってしまうことになり、翌年に花が咲かなくなります。刈り込みは3センチメートル程度で、枯れた枝や、重なっている枝も剪定して、風通しをよくしましょう。

つつじとさつきの増やし方

つつじとさつきの育て方・剪定方法を紹介してきました。最後に増やす方法を解説します。つつじとさつきを増やし、鮮やかな庭にしたいという方におすすめです。簡潔にお伝えします。

挿し木で増やせる

つつじとさつきの増やし方は、挿し木です。7月頃までに成長した枝を、約15センチメートルのところで切ります。挿し木にする木は、新芽から固く成長し、花弁の柄や色が綺麗に出ている枝を選んでください。

つつじとさつきは部位によって違いがさまざま

つつじとさつきの違いは、部位によってさまざまです。つつじは「芽や葉に生えている細かい毛の色が緑色」「花や葉が大きい」、さつきは「芽や葉に生えている細かい毛の色が茶色」「花や葉が小さい」が見た目でわかる違いになります。

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生き物・植物雑学

3分でわかるつつじとさつきの違い!見分け方や開花時期・育て方や増やし方の違いなど雑学好きライターが詳しくわかりやすく解説


この記事では、つつじとさつきの違いについてみていきます。鮮やかなピンクだったり、公園で見かける植物のイメージがあるよな。違いはずばり花の咲き方ようですが、パーツによって葉の感触・開花時期が違うなど調べてみるといろいろあるみたいです。

今回はそんな周囲を華やかにする、つつじ・さつきの違いを定義から確認しつつ、雑学好きライター熊家と一緒に解説していきます。

ライター/熊家

現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。

ざっくりつつじとさつきの違い

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生活の中でよく見かけるつつじとさつきですが、「見た目がそっくりで、どっちがつつじでさつきか判断できない」という方は多いのではないでしょうか。はじめにざっくりと違いを解説しますので、一緒に知っていきましょう。

つつじは連なって続き咲く

つつじの名前は「連なって続き咲く」ことが由来です。開花時期は4月中旬~6月中旬で、白色・紅色・ピンクなどの花を咲かせます。つつじは花が咲く頃に、新芽が出ることが特徴です。見分けるポイントは、「芽や葉に生えている細かい毛の色が緑色」になります。

さつきは旧暦の皐月に咲く

さつきはつつじの種類に含まれます。名前は「旧暦の皐月に咲く」ことが由来です。開花時期は5月中旬~7月下旬で、真紅・淡い紅色・ピンクなどの花を咲かせます。葉が出てから花が咲くことが特徴です。見分けるポイントは、「芽や葉に生えている細かい毛の色が茶色」になります。

特徴1:つつじとさつきの見分け方

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つつじとさつきの違いを、ざっくり知っていただけましたか?ここからは、特徴を詳しくご紹介していきます。この章での解説は、簡単な見分け方です。公園でつつじとさつきを見かけたとき、違いがわかるようになりますよ。

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