理科生物

3分で簡単セミの寿命!実は長生き?分類や成長の過程も生物系ライターが詳しくわかりやすく解説

セミの卵の孵化から幼虫期

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セミは、夏の間に産卵します。広葉樹の雑木林で、古い木の隙間に採卵管を突き刺して卵を産み付けますよ。セミが卵から孵化してから幼虫の間のことを説明しますね。

土の中で過ごす期間

セミは、卵は産み付けられてからなんと1年は孵化しません。孵化後は、すぐに土壌に潜らず、最初の脱皮を経て土壌へもぐります。鳥や虫(人間も)などの天敵に運よく見つかることがなければ、長い土壌中の生活になりますよ。

土壌中で過ごす期間はセミの種類によって違うのですが、ツクツクボウシで1~2年ほど、アブラゼミで3~4年ほど、クマゼミで4~5年ほどです。

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セミの生態については、まだ完全にわかっておらず、研究中なんだ。もしかしたら今後新たな発見があるかもしれないな。

土の中で幼虫は何をしているのか

セミは、梅雨の時期くらいになると孵化して地中へもぐります。その間、木の根の汁を吸いながらそこから栄養を取って過ごすのですね。木の根を切ったり、樹液を吸ったりするので、セミの幼虫による農業被害もありますよ。土の中にも天敵がいて、モグラなどに食べられてしまうことがあります。天敵に捕食されず長い期間生き残ったものだけが羽化のチャンスがありますよ。

セミの幼虫期から成虫期

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上記で、セミは不完全変態で卵→幼虫→成虫という変化をたどると説明しましたが、セミは、サナギにならないだけであり、幼虫と成虫の見た目はかなりちがいます。セミは幼虫の時と成虫のときは樹液を吸って栄養を摂取しますよ。次に、セミの幼虫期から成虫期について見ていきましょうね。

幼虫から羽化へ

長い土の中での生活が終わり、いよいよ地上へ出て成虫になる準備をします。セミは不完全変態なので、サナギにはならず、幼虫からふ化して成虫になりますよ。幼虫が土の中から出てきだすのは、時間帯で言えば、夕方頃、暗くなり始めるころです。羽化は夕方から明け方まで暗いときに行われることが多いですが、それは鳥などの天敵から襲われないようにするためではないかと考えられていますよ。

\次のページで「羽化とは」を解説!/

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