3分で簡単！都市ガスの12Aと13Aの違いや対応のガス機器について雑学大好きライターがわかりやすく解説！

ライター／ぽりにか

暮らしを便利にする知識を調べることが好きなライター。電力・ガス自由化に伴うライフラインの比較に詳しい。

12Aと13Aの違いは発熱量

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都市ガスの12Aと13Aの違いは発熱量です。数値やアルファベットの意味と併せて解説します。

12や13は発熱量を表している

都市ガスの12Aや13Aという規格のうち、12や13といった数値はガス1立方メートルあたりでの発熱量を表しています。それぞれの発熱量は、13Aで1m³当たり10,000～15,000kcal/m3、12Aで1m³当たり9,070～11,000kcal/m3です。12Aと13Aでは13Aの方がわずかならがに発熱効率が高いといえます。

Aはガスの燃焼速度

都市ガスの12Aや13Aという規格のうち、アルファベットは表しているのはガスの燃焼速度です。Aは速度が遅いことを示しており、他にB（普通）、C（速い）を使って速度を表しています。

都市ガスの種類はたくさんある！？

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都市ガスには12A、13A以外にもいくつか種類がありますので、ご紹介します。

他にもある都市ガスの種類！

都市ガスには6グループ12種類の分類があります。以下がその分類です。これらのグループの内、13Aが発熱量が最も高いことが分かります。

・13A

・12A

・6A

・L1（6B、6C、7C）

・L2（5A、5B、5AN）

・L3（4A、4B、4C）

現在では13Aが主流に

現在の都市ガスでは、全国的に13Aが主流になっています。発熱量が多いガスの方が、より少ない量で熱を得ることが出来るので、経済的にもお得だといえるでしょう。

一部の地域やガス会社によっては、12Aを供給している会社もあるようです。一例として、関東圏では千葉県が13Aへの切り替えが遅れているといわれています。また、岩手県では改質ガスと呼ばれる性質の異なるガスを使用している場合もあるようです。引っ越し先などが該当する地域であれば、事前に確認しておきましょう。

ガス機器にも違いがある？

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現在供給されているガスは13Aか12Aであることが分かりました。では、ガスの種類によってガス機器に違いがあるのかについて解説します。

古い機種は13Aへの調整を！

古い機種を長らく使っている場合には、13Aのガスに対応していない場合もあります。先ほども説明した通り、今後の都市ガスは13Aが主流となってくるので、対応していない器具ではガスが使用できなかったり、思わぬ事故の原因にもなりかねません。

その場合、新しいガス機器に変更することが最も良いですが、どうしてもそれまでの機器を使いたい時などは、ガス業者に頼んでパーツを追加するなどで機器の調整を行ってもらいましょう。

ガスの種類を確認して安全に使おう！

都市ガスの12Aと13Aの違いから、都市ガスの種類や器具への影響について解説しました。一般的な都市ガスは13Aを使用しているので、新しいガス器具を使用しているご家庭では大きな問題ではありませんが、古い機種を使用しているご家庭や引っ越しを検討されている方などは、地域によって違いがありますので、確認しておく必要があります。本記事を読んで、都市ガスにも違いがあることを理解いただき、安全にご利用いただければと思います！