
この記事ではバーボンとウイスキーの違いについてみていきます。どちらもアルコール度数が強かったり、癖の強いお酒なイメージがあるよな。違いはずばり原料・製法・生産地のようですが、分類によって呼び方が違うなど調べてみるといろいろあるみたいです。
今回はそんなお酒好きに欠かせないアルコールの違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライター熊家と一緒に解説していきます。
- ざっくりバーボンとウイスキーの違い
- バーボンはウイスキーの一種
- ウイスキーは蒸留酒
- 特徴1:バーボンとウイスキーの原料は?
- バーボン:51%以上のトウモロコシを原料とする
- ウイスキー:原料は大麦・ライ麦・トウモロコシなど
- 特徴2:バーボンとウイスキーの製法は?
- バーボン:熟成の際に樽の内側を焦がす
- ウイスキー:蒸留液は木製の樽に詰められる
- 特徴3:バーボンとウイスキーの生産地は?
- バーボン:アメリカケンタッキー州バーボン郡
- ウイスキー:5カ国が世界的なウイスキー生産地
- バーボン・ウイスキーの美味しい飲み方は?
- バーボンは立ち上る香りを楽しむ
- ウイスキーを最も美味しく飲む方法はストレート
- バーボン・ウイスキーおすすめの銘柄
- バーボン:バーボンウイスキージムビーム
- ウイスキー:カナディアンクラブクラシック12年
- バーボンとウイスキーの違いは3つ
この記事の目次

ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくりバーボンとウイスキーの違い

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お酒が好きでも、バーボンとウイスキーの違いを知っている方は、少ないかもしれません。この章ではバーボンとウイスキーの違いを、ざっくり紹介いたします。簡単に解説していきますね。
バーボンはウイスキーの一種
正式名称は「バーボン・ウイスキー」で、バーボンはウイスキーの一種です。アメリカ合衆国ケンタッキー州を中心に生産されています。原料は51%以上がトウモロコシで出来ていて、残りの構成は大麦・ライ麦・小麦などです。熟成時に「樽の内側を焦がす」のが、バーボン製法の特徴になります。
ウイスキーは蒸留酒
ウイスキーとは大麦・ライ麦・トウモロコシなどの穀物を、麦芽酵素で糖化し発酵させた蒸留酒のことです。ウイスキーとして販売するためには、アルコール度数40%以上、熟成年数3年以上をクリアしなければいけません。添加物や甘味料についても、厳しく制限されています。
特徴1:バーボンとウイスキーの原料は?

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ざっくりバーボンとウイスキーの違いがわかりましたが、何からできているのでしょうか。この章では、それぞれの原料について紹介いたします。原料を知ると、違いがはっきりとわかりますよ。
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