この記事ではココアとチョコの違いについてみていきます。どちらも甘くて、お菓子作りで使うイメージがあるよな。違いはずばり製造方法の違いのようですが、抽出方法によって栄養成分や効能が違うなど、調べてみるといろいろあるみたいです。
今回はそんなお菓子作りに欠かせないココアとチョコの違いを、定義から確認しつつ、雑学好きライター熊家と一緒に解説していきます。
- ざっくりココアとチョコの違いって?
- ココア:カカオからココアバターを抽出
- チョコ:カカオマスにココアバターを加えて固める
- 特徴1:原料はどちらもカカオ豆
- カカオは「カカオポッドの実」
- 特徴2:ココアとチョコの製造方法の違い
- ココア:ココアパウダーを飲みやすく調整したもの
- チョコ:カカオマスにココアバターを加え練り上げたもの
- 特徴3:栄養成分の違い
- ココア100gのエネルギーは271kcal
- チョコ100gのエネルギーは558kcal
- ココアとチョコの効能
- 注目度の高い「カカオポリフェノール」
- 他にも「腸内環境・脳機能の改善」など
- ココアやチョコは何歳から食べられる?
- ココアは生後9ヶ月過ぎてから
- チョコは3~4歳を過ぎてから
- ココアとチョコの違いは製造方法の違い
この記事の目次
ライター/熊家
現在ライターとして、さまざまな分野で活動している。文学や歴史などのジャンルが得意で、これまで多くの記事を執筆してきた。この経験を生かし文学や歴史、雑学などの知識を分かりやすく解説していく。
ざっくりココアとチョコの違いって?
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ココアとチョコの違いは、「飲みものか食べ物」だけの違いと思われているでしょう。中には「全く別物」と、思っている方もいるかもしれません。実はココアとチョコは、違いや共通点があります。
ココア:カカオからココアバターを抽出
ココアはカカオからカカオマスを取り出し、そこからココアバターを抽出した残りでできています。もう少しわかりやすく説明すると、カカオマスの油分を取り除き、カカオマスの塊をパウダーになるまで粉砕したものがココアパウダーです。
チョコ:カカオマスにココアバターを加えて固める
チョコはカカオからカカオマスを取り出し、そこにココアバターや砂糖、粉乳などを加えて固めた食べ物です。ココアパウダーは、カカオマスというひとつの材料からできたシンプルなものですが、チョコはカカオマスにさまざまな材料を加えてできる食べ物になります。
特徴1:原料はどちらもカカオ豆
先述のとおりココアとチョコは、同じカカオから作られるとわかりました。よく聞く「カカオ」ですが、どういった植物なのでしょうか。この章ではカカオについて、わかりやすく解説しています。
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