■ ヒラマサの魚体の特徴・ブリとの違い
・ボテッとしたシルエット
・角張った口元
・顔が面長
・胸ビレと腹ビレが同じ長さ
・胸ビレと黄色い線が離れている
身の色・味・食感の違い
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続いて身の色・味・食感の違いについてです。魚体については正直見分けるポイントが難しい部分ありましたが、身の色・味・食感についてははっきりとした違いがあるので以下詳しく見ていきましょう。
ヒラマサ:透明感ある白身で、歯応えある食感が特徴
ヒラマサの身は透明感ある白色で、しっかりとした身をしているため歯応えある食感が楽しめます。また、ブリと比較して脂ののりはそれほどありませんが上品でしっかりした旨みを味わえるのが特徴です。
ブリ:身の色はピンク、脂が多くのる柔らかい身が特徴
一方ブリの身はピンク色をしており、脂が多くのった柔らかい身が特徴になります。特に冬場のブリは脂ののりが良く、醤油を弾くほどです。ちなみにブリの脂によって醤油が弾かれることを「醤油弾き」と呼んだりします。
ヒラマサ・ブリの旬はいつ?
身の色や脂のノリなど両者の違いが徐々にはっきりしてきたかと思いますが、それぞれ旬の時期は異なるのか、気になりますよね。以下旬の違いについて解説していきます。
ヒラマサ:旬は春〜夏
ヒラマサの産卵期は春~夏とされており、一般的に旬はその時期に合致します。とはいえ、旬には漁獲量が多くなる時期と、脂がのる時期の二通りの意味があり、上述した夏場が旬と言うのは漁獲量が多くなる時期に値します。脂のノリに関しては、冬場のヒラマサの方が良いと言われているそうです。
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