この記事ではチゲ鍋とキムチ鍋の違いについてみていきます。2つともどちらもキムチが入って辛みのある鍋料理のイメージがあるよな。違いはずばり発祥地のようですが、鍋の大きさにも違いがあるみたいです。
今回はそんな寒い冬には欠かせない代表的な辛い鍋料理の違いを、チゲの種類やスンドゥブとの違いも合わせてグルメ好きのライター食いしん坊主婦と一緒に解説していきます。

ライター/食いしん坊主婦

食べることが大好きな主婦。美味しいものには目がなく、食べ物関連のことを調べるのも好き。大食いの人達のように、たくさん食べられてなおかつ太らない体になりたいと思っている。

チゲ鍋とキムチ鍋の違いは発祥地にあった!?

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冬になると頻繁に食卓にも出てくるお鍋。お店で食べるのも美味しいけれど、お家でぬくぬくとコタツを囲んで食べるのも醍醐味ですよね。お鍋のそのレパートリーは豊富で、特にチゲ鍋やキムチ鍋などの辛い鍋は体も温まるし、女性にも人気。だけどチゲ鍋とキムチ鍋って何が違うのでしょうか。その違いは発祥地にありました。

チゲ鍋の発祥地は朝鮮

チゲ鍋と言えば韓国のイメージも強いですが、発祥は朝鮮。しかも「チゲ」という言葉は朝鮮では鍋料理を表しているので「チゲ鍋」というのは日本で作られた言葉だと言えるようです。チゲ鍋は日本では辛い鍋のイメージがありますが、本場朝鮮では色んなチゲがあり、辛くないチゲもあるんだとか。チゲの種類の中に「キムチチゲ」があるので、「鍋鍋」という意味になってしまうチゲ鍋より、キムチチゲという表現の方が合っているのかもしれません。

キムチ鍋の発祥は日本

一方キムチ鍋は、日本発祥。キムチが入っているのに?と思われそうですが、味付けも日本人に合うようにアレンジされたものなんです。確かにお家でキムチ鍋をする場合も、お肉屋や野菜にキムチを入れればお鍋の素がなくても簡単に作れて身近なイメージですよね。言い換えれば日本風のキムチチゲともなりそうですが、日本のものはキムチ鍋、本場の朝鮮のものはキムチチゲと区別されることもあるようです。

チゲ鍋とキムチ鍋の違いは大きさにあった

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チゲ鍋とキムチ鍋の違いは、発祥地の違いだけではないんです。ちなみに私は調べるまでキムチ鍋は「キムチ」、チゲ鍋は「チゲ」というキムチとはまた違う辛い何かが入っているのだと思っていました…!話は逸れましたが、もうひとつの違いは「大きさ」。そんな違いもあることが分かりました。

\次のページで「チゲ鍋は一人用の小鍋」を解説!/

チゲ鍋は一人用の小鍋

鍋というとみんなで囲んでいただくイメージですが、本来のチゲ鍋は一人用の鍋でしかも出来上がった状態で提供されます。煮えるのを待たずにすぐに食べられるのも、良いですね。しかもチゲ鍋用の小さな鉄製鍋というものがあり、これはホームセンターなどでも購入できるようです。これならお家でも本場の雰囲気が楽しめそうですね。

キムチ鍋は数人用の大鍋

一方のキムチ鍋は数人用の大鍋。キムチ鍋だけに限らず、お家で鍋と言えば大体の方が想像つくかと思います。きっと鍋をするご家庭にはあるであろう大きめの土鍋。具材が煮えるのを待ちながらみんなで鍋を囲んでいる時間もまた楽しいですよね。余談ですが我が家の鍋と言えばホットプレートの土台に深いプレート(しかも長方形)を付け替えたものなので、いまいち鍋を食べた気持ちになりません(汗)もちろん美味しいのは美味しいのですが、見た目も重要だなと思うのでした。

こんなにあった!?チゲの種類

チゲ鍋の「チゲ」は朝鮮では鍋料理のことを指すとご紹介しました。本場朝鮮にはキムチチゲ以外にどんなチゲがあるのか気になりませんか?個人的にもとっても気になるので、調べてみるとツナとキムチを使ったチャムチチゲ、辛くないテンジャンチゲなど色々ありました。テンジャンチゲは朝鮮の伝統的なみそ『テンジャン』を肉や魚介類でとった出汁に入れたものだそう。紹介しきれないので、チゲの種類を引用させていただきました。

日本でもなじみのあるキムチチゲから、あまりなじみのないチゲまでいろいろとありますね。チゲと言えば日本では辛いイメージですが、本場では辛くないチゲもあるようです。グルメ好きとしては、全種類気になるところではあります…!

\次のページで「スンドゥブは何が違う?」を解説!/

スンドゥブは何が違う?

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先ほどのチゲの種類の引用でも登場していましたが、日本でも聞きなじみのあるスンドゥブはスンドゥブチゲが略されたものだったんですね。ちなみに「スンドゥブ」は朝鮮料理に使われる柔らかい豆腐のことだそう。鍋にアサリやシジミを入れ、スンドゥブや肉、野菜などの具材をコチュジャン・唐辛子などが入った辛いスープで煮込んだもの。仕上げに生卵を落とすのもスンドゥブの特徴のようです。

チゲ鍋とキムチ鍋、それぞれの違いを知って食べ比べてみよう

キムチ鍋は身近ですが、チゲ鍋にはあまりなじみがないという人は多いかもしれません。ちなみに私もその一人です。だけど調べてみるとチゲ鍋はぜひ、本場は難しくても専門店などでより本場に近いものを食べてみたいと思いました。キムチ鍋はお家で、少し手間のかかりそうなチゲ鍋は専門店で味わってみるという食べわけも良いですよね。料理が得意な方お家で本格的な作り方に挑戦してみるのも楽しいかもしれませんよ。

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チゲ鍋とキムチ鍋は発祥地の違いだった!?鍋の大きさやスンドゥブとの違い、チゲの種類についてもグルメ好きが分かりやすくわかりやすく解説

この記事ではチゲ鍋とキムチ鍋の違いについてみていきます。2つともどちらもキムチが入って辛みのある鍋料理のイメージがあるよな。違いはずばり発祥地のようですが、鍋の大きさにも違いがあるみたいです。
今回はそんな寒い冬には欠かせない代表的な辛い鍋料理の違いを、チゲの種類やスンドゥブとの違いも合わせてグルメ好きのライター食いしん坊主婦と一緒に解説していきます。

ライター/食いしん坊主婦

食べることが大好きな主婦。美味しいものには目がなく、食べ物関連のことを調べるのも好き。大食いの人達のように、たくさん食べられてなおかつ太らない体になりたいと思っている。

チゲ鍋とキムチ鍋の違いは発祥地にあった!?

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冬になると頻繁に食卓にも出てくるお鍋。お店で食べるのも美味しいけれど、お家でぬくぬくとコタツを囲んで食べるのも醍醐味ですよね。お鍋のそのレパートリーは豊富で、特にチゲ鍋やキムチ鍋などの辛い鍋は体も温まるし、女性にも人気。だけどチゲ鍋とキムチ鍋って何が違うのでしょうか。その違いは発祥地にありました。

チゲ鍋の発祥地は朝鮮

チゲ鍋と言えば韓国のイメージも強いですが、発祥は朝鮮。しかも「チゲ」という言葉は朝鮮では鍋料理を表しているので「チゲ鍋」というのは日本で作られた言葉だと言えるようです。チゲ鍋は日本では辛い鍋のイメージがありますが、本場朝鮮では色んなチゲがあり、辛くないチゲもあるんだとか。チゲの種類の中に「キムチチゲ」があるので、「鍋鍋」という意味になってしまうチゲ鍋より、キムチチゲという表現の方が合っているのかもしれません。

キムチ鍋の発祥は日本

一方キムチ鍋は、日本発祥。キムチが入っているのに?と思われそうですが、味付けも日本人に合うようにアレンジされたものなんです。確かにお家でキムチ鍋をする場合も、お肉屋や野菜にキムチを入れればお鍋の素がなくても簡単に作れて身近なイメージですよね。言い換えれば日本風のキムチチゲともなりそうですが、日本のものはキムチ鍋、本場の朝鮮のものはキムチチゲと区別されることもあるようです。

チゲ鍋とキムチ鍋の違いは大きさにあった

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チゲ鍋とキムチ鍋の違いは、発祥地の違いだけではないんです。ちなみに私は調べるまでキムチ鍋は「キムチ」、チゲ鍋は「チゲ」というキムチとはまた違う辛い何かが入っているのだと思っていました…!話は逸れましたが、もうひとつの違いは「大きさ」。そんな違いもあることが分かりました。

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