
クッキーの語源は「koekje(クーキェ)」
クッキーの語源は「koekje(クーキェ)」であり、オランダ語で「小さな焼き菓子」という言葉が由来。それがアメリカに伝わり、「cookie」という言葉が生まれたと言われています。
ビスケットとクッキーの材料は同じ?違う?
海外では区別されていないビスケットとクッキーですが、そもそも材料も同じなのでしょうか。今から解説します。
ビスケットは中力粉を使っている
ビスケットの材料は、小麦粉にバターや砂糖、卵、牛乳などが加えて作ります。小麦粉はサクサクとした食感を出せる中力粉を用いることが多いでしょう。中力粉はグルテンの量が9%ほどあり、粘度が高いため硬めに仕上がり、きれいに成形できるでしょう。バターや砂糖の配分が少なく、水分が多いのが特徴です。
クッキーは薄力粉を使っている
クッキーはビスケット同様、材料として小麦粉にバターや砂糖、卵、牛乳などを用います。小麦粉は薄力粉を使用することが多いでしょう。薄力粉はグルテンが7%程度と中力粉より低いため、弾力はありませんがふんわり、サクッとした食感になるでしょう。また、砂糖やバターの配分を多くし、水分は控えめにするのが特徴です。
まだまだある!似たようなお菓子のサブレとスコーンって?

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ビスケットやクッキーに似ている焼き菓子として、サブレやスコーンがありますが、それぞれどのようなものなのでしょうか。見ていきましょう。
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