今回はそんな刺身とお造りの語源やたたきとの違いについても、グルメ好きのライター食いしん坊主婦と一緒に解説していきます。
ライター/食いしん坊主婦
食べることが大好きな主婦。美味しいものには目がなく、食べ物関連のことを調べるのも好き。大食いの人達のように、たくさん食べられてなおかつ太らない体になりたいと思っている。
刺身とお造りの違いは盛りつけ方にあった!?
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新鮮なほど美味しいお刺身。鯛、サーモン、まぐろ…醤油とわさびをつけてパクリ。想像するだけでよだれが出ちゃいますね!だけどお造りも一見刺身と何ら変わりがないように見えるのに、違いはあるのでしょうか。実は刺身とお造りの違いは、盛り付け方にありました。
シンプルな盛り付けが刺身
刺し身は魚介類を薄く切ったもので日本醤油などをつけて食べる、代表的な日本料理のひとつですよね。私も大好きです。そして刺身は飾り付けや添え物もあまりなくシンプルに並べて盛り付けたものを指すよう。ちなみに刺身は魚介類だけではなく、肉やこんにゃくといったちょっと変わった刺身もありますね。
豪華な盛り付けがお造り
一方お造りは切り身を豪華に盛り付けたもの。「造る」という言葉から連想できるように、千切りにした大根や大葉などの添え物や何種類かの切り身を合わせたり、お頭付きだったりとシンプルな刺身より盛り付けに手が込んでいるようです。お造りは見た目も楽しめる料理と言えるでしょう。尾頭付きなんて出てきたら、心躍ります!
刺身とお造りの語源はどう違う?
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日本料理の原型ができたと言われる室町時代。刺身やお造りはどちらももともと一つで「切り身」と呼ばれていたそう。現在のように、盛り付け方による違いではなかったのです。どのように「刺身」と「お造り」と呼ばれるようになったのか、気になりますよね。
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