今回はそんな肉まん・豚まんの違い、美味しい温め方も合わせてグルメ好きなライター食いしん坊主婦と一緒に解説していきます。
ライター/食いしん坊主婦
食べることが大好きな主婦。美味しいものには目がなく、食べ物関連のことを調べるのも好き。大食いの人達のように、たくさん食べられてなおかつ太らない体になりたいと思っている。
肉まんと豚まん、違いは地域による呼び方だった!?
image by iStockphoto
寒くなるとより魅力的に見える中華まん。肉まん、ピザまん、カレーまん、豚まん、あんまん…定番のものをはじめ、最近では色んな種類が楽しめますよね。でも、ちょっと待った!肉まんと豚まんは同じ肉なのに何が違うの?そう疑問に感じたことはありませんか。実は違いは地域による呼び方だったんです。
肉まんは全国的な呼び方
全国的に多いのが「肉まん」呼びです。中の具に豚肉が使われていて、熱々ホクホクで美味しいですよね!肉まんは今でこそコンビニなどで気軽に購入できますが、まだコンビニも少なく田舎暮らしだった私の子供の頃の肉まんと言えばパックに入っているものでした。3つか4つくらい、パンのように並べて入っていて電子レンジで温めて食べるというもの。記憶によると我が家へ買ってこられていたのは肉まん、ピザまん、カレーまん、あんまんの4種類。レンジの加減によっては固くなったりして残念な食感になることもありましたが、当時楽しみなおやつのひとつでした。
豚まんは関西地域での呼び方
一方豚まんは関西地域の一部で呼ばれる呼び方。というのも関西地域では肉=牛肉という意識が根付いており、「肉まん」として売り出すと中身を牛肉と勘違いされる恐れがあることから「豚まん」として売りだしたそうです。そういわれれば有名な551蓬莱さんも「豚まん」表記ですね。神戸の中華街にある人気店老祥記さんも「豚まん」表記です。私は普段肉まんの方になじみがあるせいか、豚まんというと肉まんより美味しそうに聞こえます(笑)そうして過去にまんまと蓬莱さんの豚まんも老祥記さんでも買ったことがあるのですが、名前だけでなく本当に美味しかったのを思い出しました…!
意外と知らない中華まんの歴史
image by iStockphoto
肉まんも豚まんも、総称して「中華まん」と呼びますよね。中華と名のついているくらいなので中国から伝わったのは想像がつきますが、中華まんはどのように生まれてどのように日本で広まっていったのかまではきっと知らない人が多いはず。
\次のページで「ちょっと怖い中華まんの由来とは?」を解説!/