学問雑学

専門学校と大学の違いとは?費用や入学までの流れなど医療系学校も含めて医療系学校出身ライターがわかりやすく解説

看護師などの医療系の学校は?

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看護師をはじめとした医療系の学校は一部異なりますので、紹介していきます。

医療系の学校に進学する場合、専門学校と大学どちらが良い?

結論から言うと人によって異なります。医療系の専門学校は「3年制」で、大学は4年間通う必要があります。「少しでも早く仕事に就きたい」という人は専門学校が良いでしょう。

医療系の学校では専門学校・大学関係なく「実習期間」というものがあり、実際に病院や施設に出て患者さんと接して評価や訓練などを行います。実習期間は数週~数か月と長く、大学であれば実習の準備も含めて、ある程度余裕を持って取り組むことができるでしょう。

働き始めるときに違いはある?

仕事内容は専門学校卒と大学卒で違いはありませんが、給与面は話が変わってきます。すべての就職先ではありませんが、就職先によっては専門学校卒と大卒で初任給や昇給に差がある(大卒の方が専門卒よりも高い)職場もあるのです。仕事内容は卒業校などは関係なく、平等に同じ仕事内容のため、給料を考えるのであれば大卒の方が良いでしょう。

医療系の就職活動はどのように行っている?

看護だけでなく医療系の就職活動は、ほとんどが最終学年に行います。理由としては、カリキュラム上どうしても必修科目の履修が最終学年までかかってしまうことと、企業(病院・施設)側も卒業見込みの学生を対象としており、早期からの募集は行っていないことが挙げられます。そのため、就職活動は一般企業よりも易しいでしょう。

進学先へ迷っている人へ

高校卒業後の進路に悩んでいる人向けに、いくつか案を出してみたのでひとつの参考にしてみてください。

将来就きたい仕事が見つかっていない…

将来像が見えていない人は数多くいることでしょう。そのような人は専門的な学校よりも文系の大学が良いかもしれません。大学生は時間がありますので、アルバイトを行ったり、自分の興味などを広げる活動を始めてみるなど、卒業後の進路を決めるための要素を見つけてみると良いでしょう。

学費が心配です…

その場合は奨学金の利用をオススメします。日本学生支援機構では給付型と貸与型の2種類があり、給付型はその資金を給付してもらえるため、将来返済する必要はありません。一方で、貸与型は就職後に返済する必要があります。

また、貸与型には無利子である「第一種奨学金」と有利子である「第二種奨学金」に分けられますので、奨学金の利用を考える人は確認してみると良いでしょう。その他、看護系の学校であれば看護協会からの支援などもありますので、看護系の学校を希望するのであれば、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

「借りることに抵抗がある」人は、一度就職をして資金を貯めるという選択肢もありますよ。

進学先で進路変更したい場合はどうするべき?

基本的には進学した学校を卒業してから進路変更することをオススメします。専門学校→大学であった場合は、専門学校で様々な資格を得られますし、大学→専門学校の場合は大学で「学士」という学位が得られるからです。また、学生だけでなく、社会人になった後でも就きたい職業が出てくる可能性もあります。

やってみたい職業が見つかるタイミングは人それぞれですし、その都度変わるかもしれません。まずは通っている学校で取得できる資格や学位を取得しつつ、余裕を持って考えていくと良いと思います。

結局、就職するにあたって専門学校と大学どちらが良いの?

結論としては目指す職業によります。資格が不要な職業であれば、大学卒の方が「新卒」ということで就職しやすいですし、専門職を目指すのであれば、実力を培う専門学校の方が良いでしょう。ただし、医療職は職場によっては学歴で給料に差が出る可能性がありますので、個人的には大学をオススメします

進学先を決めるとき「人生は長い」ことを考慮して!

今回は「専門学校と大学の違い」について、それぞれの学校の目的の違いやメリット・デメリット、金銭面などについて解説しました。進学先を決めることは人生の大事な一部分ではありますが、人生すべてを決めるわけではありません。就職して、社会を見ることで自分がやりたい仕事が出てくる場合もあります。

進学した学校が専門分野だから一生その職業につかなければいけないというルールもありませんので、まずは「この分野について学んでいきたい」という純粋な気持ちから考えていけばよいのではないでしょうか。

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