理科生物

5分でわかる!結核とツベルクリン反応とは?判定、副反応は?医学系研究アシスタントがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。ツベルクリン反応の注射は子供の時に受けた記憶があるのではないか。あと、BCGの9本の針がついたいわゆるハンコ注射というものをしたことあるが、注射の痕がなかなか消えないものだな。昔は学校で集団接種をしていたこともあったんだ。医学系研究アシスタントで生物に詳しいライターmimosa(ミモザ)と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/mimosa

もともと文系出身で、独学で生物学、生化学を勉強し、現在医学系研究所の研究アシスタントとして理系の世界へ飛び込んだ。理科が苦手な方へも興味を持ってもらうべくわかりやすい説明を心掛けている。

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ツベルクリン反応について

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「ツベルクリン反応」という言葉はみなさんは聞いたことはあると思います。接種して48時間後に判定をしますよ。接種後の皮膚の反応によって、結核に対する免疫を持っているかいないか判定します。ツベルクリン反応について詳しく見ていく前に、結核について見ていきましょう。

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結核とは

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抗生物質(ペニシリン)の発見により、結核が原因で死亡する人は激減しました。日本では医療設備と制度が整っているので、感染しても治療可能になりましたよ。しかしながら、世界規模で考えると、結核はエイズ、マラリアと並んで世界三大感染症の内の一つなのですよ。人類が克服した感染症は天然痘だけなのです。この章では、結核菌という病原体について見ていきましょうね。

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世界では、年間およそ世界人口の3分の1の人が結核になっているんだ。日本も厚生労働省の調査によると、年間10,000人以上の新しい患者が発生し、およそ2,000人が命を落としているから、日本でも主要な感染症といえるぞ。

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結核菌とは

結核の原因である結核菌を発見したのは、ロベルト=コッホですよ。結核菌は抗酸菌の一種です。大きさは0.3~0.6µm×1-4µmの細長い桿菌で、通性細胞内寄生性であり、抗酸菌という細菌の仲間なのですよ。通常、芽胞(がほう)を形成する細菌は熱や薬剤など様々な抵抗性を示し、芽胞を形成しない細菌はある程度以上の高温や薬剤で死滅しますが、結核菌は無芽胞にも関わらず、熱や薬剤に抵抗性があります。特に、乾燥には強く、喀痰に含まれる結核菌は長時間生き続けるそうですよ。では、結核には弱点がないのか。弱点はありますよ。

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ロベルト・コッホは、近代細菌学の開祖とも言われており、近代細菌学を語るうえでは絶対外せない人物だ。結核菌の他にも炭疽(たんそ)菌、コレラ菌を発見しているぞ。

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