趣味雑学

ハイファンタジーとローファンタジーの違いには現実が関わっていた?定義や特徴・おすすめ作品を異世界大好きライターがわかりやすく解説!

よぉ、桜木建二だ。読書やゲーム、映画観賞を趣味にしている人は多いと思うが、なかでもファンタジーは日々進化し、次々と新しい作品が生まれているジャンルだ。幅が広いだけに、好きなストーリー構成や世界観は更に細分化されるだろう。その区分の一つにハイファンタジーとローファンタジーがある。この記事では、ハイファンタジーとローファンタジーの違いについて、異世界好きライターおとのと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/おとの

とっくの昔に成人済みだが、いまだに異世界に住みたいオタクライター。不思議の国のアリスが大好きで様々な訳者の本を読んでいる。最初に買った新潮文庫のアリスが一番のお気に入りだったのに、狭い自室の中で紛失した。

ハイファンタジーとローファンタジーの違いは舞台にあった!

image by iStockphoto

小説、ゲーム、映画などの物語においてファンタジーは欠かすことのできないジャンルです。誰しも一度は「もし自分に魔法が使えたら」「もし異世界を冒険することになったら」と考えたことはあるのではないでしょうか。ファンタジーへの憧れは、子供にも大人にもあって当然のものなのです。

そんなファンタジーのサブジャンルにハイファンタジーとローファンタジーがあります。これらの違いは、舞台となる世界に現実が関わっているか否かハイファンタジーは現実の要素が一切ない、完全な架空の世界が舞台となります。対してローファンタジーの世界は現実そのもの、あるいは現実に近い設定がされているものです。

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まずはざっくりとした概要は理解できたな。しかしファンタジーと現実は、一見すると正反対の位置付けがされているように思う。それらがローファンタジーにおいてどのような関わり方をするのか、以下の定義から確認しよう。

ハイファンタジーとローファンタジーの定義を確認しよう

ハイファンタジーとローファンタジーの違いは舞台であると説明しましたが、そもそもファンタジーとは何を意味するものでしょうか。また、ハイファンタジーとローファンタジーの詳細はどのように説明することができるのでしょう。ここでは、それぞれの定義を確認していきます。

ファンタジーの定義:空想的・幻想的な世界

まずは主軸であるファンタジーについて確認していきましょう。ファンタジーを辞書で引くと以下のようになります。

ファンタジー【fantasy


空想。幻想。


幻想曲。


幻想的なテーマを扱った文学などの作品。


(デジタル大辞泉/ 小学館)

\次のページで「ハイファンタジーの定義:完全な異世界」を解説!/

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