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3分で簡単ヘクトパスカル(hPa)!何の単位?どこで使われるの?現役理系学生ライターが徹底わかりやすく解説!

高気圧と低気圧

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先ほど、地表面での大気圧は約1013[hPa]になっていることを説明しました。ですが、実際の大気圧は場所によって異なっていることが知られています。このようになる理由として、大気が太陽活動などが原因で絶えず流動していることが挙げられますよ。

つまり、空気には流れがあるため、空気の薄い場所と空気の濃い場所が生じるのです空気が薄い場所では、地面にのしかかる大気の量が少なくなるので、大気圧は周りよりも小さくなりますこれが低気圧です

一方、空気の濃い場所では大気圧が周りと比較して大きくなりますこのような部分が高気圧と呼ばれるのですね。そして、高気圧と低気圧の分布のことを気圧配置と呼んでいるのです。気圧配置は天気にも大きな影響を与えるので、天気予報の中でも頻繁に話題になります。

大気圧と標高の関係

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最後に,、大気圧と標高の関係について考えてみましょう。『飛行機の機内にポテトチップスの袋を持ち込んだら、空の上でその袋が膨らんだ。』という体験をされたことのある方が皆さんの中にもおられるのではないでしょうか。また、『山登りを終えたら、ペットボトルが凹んでいた。』という経験をされた方もいるでしょう。これらの現象は、大気圧と標高の関係を考える際に大きなヒントを与えてくれます

一般的に、大気圧は標高が大きくなると共に小さくなることが知られていますよ。これは、標高が高くなるほど上にのしかかる空気の量が少なくなることから説明できます。飛行機の中でポテトチップスの袋が膨らむのは、大気圧が下がり、袋を外側から押さえつける力が弱まるからです。山登りの後に、ペットボトルが凹む理由も同じように説明できます。

ヘクトパスカルは身近な単位?

皆さんの中には、ヘクトパスカルという言葉は聞いたことがあるが、それが何を表すのかはよく知らないという方もおられるのではないでしょうか。実際、ヘクトパスカルという言葉は気象情報でよく耳にしますが、多くの方が最後にこの言葉について学んだのは中学校の理科の授業なのです。

身近な言葉でありながら、実は詳しくは理解していないという言葉は意外に多いですよね。この記事を見つけて頂いたのも何かの縁ですから、ぜひこの機会にヘクトパスカルについて学んでみてくださいね。

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