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3分で簡単ヘクトパスカル(hPa)!何の単位?どこで使われるの?現役理系学生ライターが徹底わかりやすく解説!

ヘクトパスカル(hPa)は何の単位?

まずは、ヘクトパスカル(hPa)が何の単位であるのかを学びましょうヘクトパスカルは圧力を表す単位です圧力とは、単位面積あたりに作用している応力の大きさのことを指します。応力というのは、物体表面に垂直に加わる力のことですよ。

圧力の具体例としては、空気が原因となる『気圧』や水が原因となる『水圧』などが挙げられます。なお、ヘクトパスカルという言葉のうち、『ヘクト』の部分は100倍を意味する接頭語ですよ。つまり、単位としては『パスカル』が中心部分となります。パスカルはフランスの科学者の名前に由来していることが知られていますよ。

ヘクトパスカルの定義を学ぼう!

ここでは、ヘクトパスカルの定義について考えましょう。先ほど説明したように『ヘクト』は100倍を表す接頭語ですから、最初にパスカルの定義について考えます。

1パスカル(Pa)は、1ニュートン毎平方メートル(N/m^2)に等しいですよ。ニュートンは地球上に存在する100gの物体に作用する重力の大きさに近いとされていますよ。ニュートンという単位はイギリス人の物理学者の名前に基づいています。

これでパスカルの定義がわかりました。後は接頭語であるヘクトの意味を考えると、1(hPa)=100(Pa)=100(N/m^2)となります。なお、数十年前まではヘクトパスカルではなく、ミリバールという単位が使われることもあったそうです。ですから、古い書籍を読む際には注意が必要ですよ。1ミリバールは1ヘクトパスカルに等しいことも覚えておきましょう

ヘクトパスカルという言葉が使われる場面

image by iStockphoto

ヘクトパスカルという言葉が使われる場面はいくつかありますが、その中でも一番私たちに馴染みがあるものが天気予報です。低気圧・高気圧・台風などの勢力を定量化する際にヘクトパスカルで表現した大気圧が用いられます。

また、自動車やバイクのタイヤの空気圧を測定する場合にもヘクトパスカルの単位が使われることがありますよ。他にも、調理器具である圧力鍋の仕様を示す際にヘクトパスカルの単位が使われます。意外なことに、私たちの生活の中にヘクトパスカルという単位が入り込んでいることがわかりますよね。

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