
その2「恋い焦がれる(こいこがれる)」
「恋い焦がれる」は恋しさのあまりに酷く心を悩ませてしまうという意味をもった言葉です。恋心から悩みに苛まれてしまう思いを表現しており、「身を焦がす」と非常によく似た意味の類義語となっています。「身を焦がす」とあわせて、こちらもしっかりと意味を覚えておきましょう。
その3「胸を焦がす(むねをこがす)」
「胸を焦がす」は酷く思い煩う様子、思いが募るあまりに切なくなる様子を意味する言葉です。気持ちが高まり、その思いに悩む様子を意味しており、「身を焦がす」と非常によく似た意味をもった類義語となっています。主に恋愛に使用される言葉ですが、限定されてはいない点に注意し覚えておきましょう。
その4「恋は盲目(こいはもうもく)」
「恋は盲目」は恋は人を夢中にさせ、理性・常識を失わさせるものであるという意味をもった言葉です。こちらはシェイクスピアの「ヴェニスの商人」のセリフが由来となっています。「恋は盲目」は、恋愛に関することわざとして、現在に至るまで文章中・口語において広く使用されている言葉です。
「身を焦がす」の対義語は?
つづいて「身を焦がす」の対義語についても確認していきましょう。「身を焦がす」には明確に対義語とされている語はありません。しかしその意味から連想してみると次の単語が思い浮かびます。
「忌避感(きひかん)」
「忌避感」はある人物・事柄を嫌がり避けようとする感情を意味する言葉です。「身を焦がす」が相手を好きである思いが強すぎるあまりに苦しむことを示してしましたが、対してこちらは人物や事柄を嫌い避けたいという感情を示しています。対義語としてこちらもあわせて覚えておきましょう。
\次のページで「「to burn with love」」を解説!/