国語言葉の意味

【慣用句】「山を掛ける」の意味や使い方は?例文や類語を元校閲者が解説!

1. この慣用句とことわざが試験に絶対出ると信じて、時間も無いし山を掛けて勉強しておこう。

2. 健太くんは山を掛けるのが得意で、あの迷路でも分かれ道で右側を選んで見事ゴールしたんだ。

3. ひらめきを信じて数々の失敗をギャンブルでしてきたけど、冒険して山を掛ける瞬間が気持ち良いんだよなぁ。

どの例文においても、物事が好転したり幸運が舞い込むことを期待するシチュエーションで「山を掛ける」が用いられていることがわかりますね。言い換えれば、時間や空間、ルールといった制約に基づいて、自らの力ではどうしようもない状況で使用することが多い言葉であると言えます。

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「山を掛ける」について、まずは意味と読み方、語源、使い方と例文を見てきた。「山」の語源は「鉱山」だったな、覚えておくと良いだろう。「掛ける」は様々な意味を持っているから、ついでに確認しておくと良いな。引き続き類義語や英訳なども見てみよう。

「山を掛ける」の類義語は?違いは?

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それでは次に、「山を掛ける」の類義語を3つほどピックアップしましたので、見ていきましょう。

1. 「山を張る」

今回ご紹介する最初の類義語が「山を張る」(やまをはる)です。念のため意味を国語辞書にて確認しておきましょう。

「山を掛ける」に同じ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「山を張る

このように「山を張る」と「山を掛ける」は全く同じ意味であることがわかりましたね。ちなみに「張る」は様々な意味を持つ言葉ですが、ここでは「賭け事などに金銭をかける」の意味が近いと思われます。そのため語源や要素となっている言葉の意味からは、「山を張る」の方がややギャンブル要素が強いニュアンスと言えるでしょう。

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