言葉雑学

パワハラとモラハラの違いは相手だった!定義や法律・相談方法や訴え方など現代の職場問題について現役会社員が詳細わかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事ではパワハラとモラハラの違いについてみていくぞ。パワハラはパワーハラスメント、モラハラはモラルハラスメントを略した言葉だ。ハラスメントというのは「嫌がらせ」や「いじめ」という意味で、最近よく聞く言葉だが良くない事だよな。我慢する必要はないぞ。
今回はそんなパワハラとモラハラの違いを、定義から確認しつつ、訴える方法までを会社員ライターtanokunと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/さいとうれいこ

会社員ライター。企業に長く勤めており、職場内でのさまざまな人間関係をみつめてきた。モラハラやパワハラについて詳しく説明。

パワハラとモラハラの違いは相手や環境にある

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パワハラは、立場の違いから生まれる上下関係を利用し、立場が下の人に精神的・肉体的な苦痛を与える嫌がらせやいじめの事を言います。こうした状況が生まれやすいのは職場や学校です。

モラハラは、公的な立場としての上下関係ではありませんが、相手より自分の方が上だと思っている方が下だと思う方に、道徳や倫理に反し精神的に苦痛を与える理不尽な嫌がらせやいじめの事を言います。立場は関係ないので職場の同僚や学校の友達、そして夫婦や嫁姑の間でも起こる事です。

パワハラ:職場や学校など上下関係がある環境で起こる

職場や学校のように、人間関係において「上司と部下」「先輩と後輩」「コーチと生徒」のように力関係がある場合は、もともと立場の弱い人が我慢をせざるをえないので、思っていることを言えずコミュニケーションが不足しやすいという環境です。

上司の要求の伝え方が下手なだけなのに、立場の弱い部下や後輩が要求を理解しない事に苛立ちを感じ、大勢の前で怒鳴ったり仕事を与えなかったりなど、他の人と違う扱いをし始めます。部下や後輩はますます萎縮し、コミュニケーションどころではなくなってしまうのです。

このような事が積み重なった結果、パワハラという事態になってしまいます。

モラハラ:公の立場とは関係なく「心の優位性」が生まれる環境で起こる

職場の同僚や友達、夫婦や嫁姑など、公の立場で上下関係があるわけではありませんが「相手より自分の方がかわいい」や「相手より自分の方が仕事が出来る」など、主観的な見方に基づいて勝手に心の中で優越感を持っている場合、それを元に相手に対して悪口を言ったり、嫌味を言ったり、仲間外れにしたりして、相手を精神的に追い詰めます。

モラハラの場合は、モラハラをしている事が知れるとまずい第三者が近くにいる時は、わからないように振舞ったりするので、モラハラを受けているとしても表面化しにくく、陰湿な嫌がらせになりがちです。

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なるほど。パワハラとモラハラの違いが今ひとつわかりづらいような気がしていたが、言葉の使われ方の違いがあるのだな。定義としてはどのような違いがあるのだろうか?

パワハラとモラハラの定義

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日本では、パワハラとモラハラは違う意味合いを持つものとして使い分けられていますが、定義としてはパワハラはモラハラの一種とされています。パワハラは、大きな「モラハラ」という定義の中の一部分なのです。

\次のページで「パワハラの定義:職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える行為」を解説!/

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