ゼリーやムースなど洋菓子にはゼラチン
まずは、ゼラチンを使ったデザートにはどのような種類があるのかを見ていきましょう。
〈ゼラチンを使ったデザート〉
・ゼリー
・ムース
・プリン
・ババロア
・マシュマロ
・レアチーズケーキ
・パンナコッタ
ゼラチンといえばやはりゼリーというイメージではないでしょうか。ぷるぷるでツヤと透明感があるので、ぶどうやみかんなどの果物入りのゼリーによく使われています。
その他のデザートを見ても、洋菓子が多いことが分かりますね。洋菓子は牛乳や生クリームを使うことが多く、同じ動物性たんぱく質のゼラチンの動物独特の香りをカバーしてくれるので、とても相性がいいと言えます。
他の活用法としてスープや温かい飲み物に入れてとろみを加えたり、ハンバーグに入れて焼くと保水力により肉汁を閉じ込めてふっくらジューシーに仕上がりますよ。また、お米にゼラチンを入れて炊くことで、ご飯がコーティングされてつぶ感が引き立ち美味しくいただけるそう。
羊かんやところてんなど和菓子には寒天
次に、寒天を使ったデザートの種類についても見ていきましょう。
〈寒天を使ったデザート〉
・羊かん
・杏仁豆腐
・ところてん
・牛乳かん
・あんみつ
寒天といえば水や砂糖を入れて固めたのもに、黒蜜やあんこを合わせて食べるあんみつが定番ではないでしょうか。他にも羊かんなどの和菓子によく使われています。
ところてんのイメージもありますが、寒天の原材料でもあるテングサを煮詰めて作ったものがところてんです。それを冷凍・乾燥させたものが寒天になるのですが、簡単にところてんを楽しむ方法として寒天からつくるところてんのレシピもありますので、試してみるのもいいですね。
他の活用法として、ドレッシングやポン酢をジュレ状にしたものを食材にかければ、オシャレな上にこぼれにくく口の中で溶けて美味しく味わうことができますよ。
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