雑学食べ物・飲み物

実は原料は同じ?白滝と糸こんにゃくの違い!呼び方や歴史、おすすめレシピなどを雑学好きライターが解説

よぉ、桜木建二だ。今回は「白滝」と「糸こんにゃく」の違いについて解説していくぞ。おでんや煮物でおなじみの食材だ。子供の頃、おつかいで「白滝」を頼まれて買いに行ったら「糸こんにゃく」しか売ってなくて困ったことはないか?両者は見た目も食感も同じで、一体どこが違うのか意外と知られていない。この記事では、そんな両者の違いとその歴史について、雑学好きライター・ねぼけねこと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/ねぼけねこ

法学部出身。某大組織での文書作成・広報部門での業務に10年以上従事し、料理や食材の歴史にも詳しい。

白滝と糸こんにゃくの違いをざっくり解説

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まずは、白滝と糸こんにゃくの違いをざっくり解説。両者の違いはズバリ製造法と地域性にあります。

白滝:こんにゃくを、穴の開いた筒から押し出して作るもの

「白滝」は関東地方で生まれた呼び名です。こんにゃくを穴の開いた筒に入れて、それを押し出すことで作られていました。筒から押し出される時の様子が白い滝のように見えたことから、「白滝」と名付けられたのです。

糸こんにゃく:こんにゃくを、紐のように細かく刻んだもの

「糸こんにゃく」は関西地方の呼び名です。こんにゃくを紐のように細く刻んだものをこう呼んでいました。

白滝と糸こんにゃくは実は同じ原料からできている?

白滝と糸こんはこんにゃくの加工品。つまり原料も材料も同じで、現代は製造法も同じです。つまり、もはや違っているのは名前だけということになります。

白滝と糸こんにゃくの原料は「こんにゃく芋」

このように「白滝」と「糸こんにゃく」は、どちらもこんにゃくの加工品で、原料は同じ「こんにゃく芋」です。

こんにゃく芋をすりつぶしたもの、あるいは粉末状にしたものを水に溶かし、凝固剤の水酸化カルシウムを加えて固めれば「こんにゃく」ができます。これを紐のように細く加工すれば、白滝あるいは糸こんにゃくになるのです。

今ではどちらも製法は同じで、ともに穴の開いた容器から押し出して作ります。よって白滝と糸こんにゃくは名前以外に明確な違いはありません。

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