この記事ではレターパックライトとプラスの違いについてみていきます。

2つともどちらも書類やフリマアプリで購入されたものを送るときに使うと便利ですね。違いはずばりパッケージの色や値段のようですが、ほかにも入れるものの厚みやお届け方法などの違いがあるみたいです。

今回はそんな郵送に欠かせないアイテムの違いを、色や値段から確認しつつ、フリマアプリ好きライター平 いずみと一緒に解説していきます。

ライター/平 いずみ

刺しゅう作家兼ライター。断捨離にハマっていて不用品処分にフリマアプリをよく利用する。配送手段にレターパックを使うことも多いことから、今回解説する。

レターパックライトとプラスの大まかな違いは?

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郵便局で、レターパックと書いてある青と赤のA4サイズの専用封筒を見かけたことがある方も多いことでしょう。色の違いはぱっと見てわかりますが、ほかには値段や中に入れるものの厚さの違いなどがあります。そのため、送るものによって使い分けが必要です。そこで、いまから2つの違いについて詳しく解説していきます。

レターパックライトはブルーで値段が370円

レターパックライトは、青のパッケージで値段は370円です。全国一律料金・封筒一体型のため、荷物を入れてそのまま発送できます。2019年10月1日以前の旧額面は360円ですが、10円切手を貼ればそのまま使えるため処分しないようにしましょう。

レターパックプラスはレッドで値段が520円

一方のレターパックプラスは赤いパッケージで値段は520円です。ライトと同じく全国一律料金・封筒一体型のため、荷物を入れてそのまま発送できます。2019年10月1日以前の旧額面は510円ですが、10円切手を貼れば旧パッケージのものも使えるでしょう。

2つの共通点について

レターパックライトとプラスは、下記のような共通の特徴があります。

・全国一律料金・元払い
・重さ4キロ以内
・大きさA4ファイルサイズ (340mm×248mm)
・追跡サービス有り
・信書OK・損害賠償なし
・土日・祝日も配達

共通点も多いですが、異なる部分もいくつかあるのでその点に注意しましょう。

厚み制限はある?ない?

共通点が多いことがわかったレターパックライトとプラスですが、厚み制限はあるのでしょうか。チェックしていきましょう。

\次のページで「レターパックライトは3㎝以内」を解説!/

レターパックライトは3㎝以内

レターパックライトは厚さが3㎝以内と決まっているのが特徴。書類やシャツなど3㎝以内で収まるものはOK です。しかし、辞書などの分厚い本や、セーターなど厚みが出てしまうものは送れません。また押さえつけて3㎝以内にしても、NGになってしまうので注意しましょう。

レターパックプラスは厚み制限なし

一方レターパックプラスは厚みの制限がないため、専用封筒に収まるならば何でも入れることができます。そのため、ある程度の立体のものも送れるでしょう。また壊れやすいものであっても、小さめのダンボールで梱包してからレターパックプラスで送れば送料も抑えられてリーズナブルになります。

ただし、ゆうパックのように”壊れもの指定”はできないので、中のものが壊れた場合も補償はありません。

お届け方法に違いはある?

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レターパックライトとプラスには厚み制限がありますが、お届け方法に違いはあるのでしょうか。いまから解説します。

レターパックライトは郵便受けに配達

レターパックライトは通常の郵便物と同じく郵便受けに配達されます。ただし、郵便ポストが小さいなど入れられない場合に限り、対面手渡しになるでしょう。

レターパックプラスは対面手渡し

レターパックプラスは郵便局員による対面手渡しになります。そのため受領印(サイン)が必要になってくるでしょう。受け取りは本人でなくても大丈夫です。不在の場合は不在票が入るため、再配達してもらうと良いでしょう。

\次のページで「おすすめの使い分け方は?」を解説!/

おすすめの使い分け方は?

それでは、レターパックライトとプラスはどのようなときに使うと便利なのか、おすすめの使い分け方について解説します。

レターパックライトは追跡をつけて信書を送りたいときに使う

通常の郵便物に追跡・補償を着けるときは、簡易書留にすると良いですが料金が+320円(2021年現在)と高くなってしまいます。また、クリックポストやゆうメールでは信書を送れません。そのため、リーズナブルに追跡を付けて送るにはレターパックライトがおすすめになります。

レターパックプラスは確実に早く厚みのあるものを送りたいときに使う

レターパックプラスでは厚みがあるものでも専用封筒に入る限りは送れます。また、準速達扱いで配送先が離島以外の地域にはほぼ翌日には届き、受け渡しも対面になるので確実に早く厚みのあるものを送りたいときに使うのがおすすめです。

厚みがあることから、ポスト投函が難しい場合は電話やインターネットで集荷依頼をすれば、集荷に来てもらえます。

レターパックライトとプラスについて知っておくと便利な知識

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では最後に、レターパックライトについて知っておくと便利な知識について紹介します。

送れないものがある!

レターパックでは、下記のものは送れないとなっているため注意しましょう。

・現金・貴金属等の貴重品
・爆発物・毒劇物等の危険物
・ガラスや陶磁器などのわれもの
・精密機械などのこわれもの
・なまもの・いきもの
・芸術作品等代替品の入手が困難なもの

\次のページで「購入場所は?」を解説!/

購入場所は?

レターパックはさまざまな場所で購入可能です。郵便局やローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマートなどのコンビニエンスストア、郵便局のネットショップでも購入できます。※ただし1種類20枚以上20枚単位。コンビニの場合は郵便局がお休みの日でも専用封筒を購入でき、店内にポストがあればそのまま投函できるため便利です。

しかし、コンビニの場合はニーズや地域差もあるため取り扱いがない場合もあるでしょう。

日時指定はできない

土日祝日も配送され、速達なみの速さで届くレターパックですが日時指定ができません。ライトの場合はポスト投函ですが、プラスの場合は原則対面受け渡しなので、受け取れない場合は不在票が入るでしょう。そのため、時間は指定できませんが日にちを指定したい場合は、送り主に配送日を調節してもらうことで解決できます。

また、マンションなどでは宅配ボックスなどもありますが、レターパックプラスでは確実に配達して受領印をもらうようになっているため、不在時に宅配ボックスには入れてもらえないことが多いでしょう。しかし、裏ワザとして差出人にレターパック表面に「不在時は宅配ボックス希望」と書いてもらうと入れてもらえる可能性が高まります。

2つの違いを理解して便利に使い分けよう!

いままで、レターパックライトとプラスの違いについて解説してきました。信書OKである点や、追跡や土日祝日も配送されたりと共通点もありますが、厚さの制限やお届けの方法などに違いがあることがわかりました。そのため、利用する際は2つの違いをよく理解した上で、便利に使い分けするようにしましょう。

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暮らし雑学

レターパックライトとプラスの違いは厚みだけじゃない?お届け方法や色・使い分け方などからフリマアプリ好きライターがわかりやすく解説!

この記事ではレターパックライトとプラスの違いについてみていきます。

2つともどちらも書類やフリマアプリで購入されたものを送るときに使うと便利ですね。違いはずばりパッケージの色や値段のようですが、ほかにも入れるものの厚みやお届け方法などの違いがあるみたいです。

今回はそんな郵送に欠かせないアイテムの違いを、色や値段から確認しつつ、フリマアプリ好きライター平 いずみと一緒に解説していきます。

ライター/平 いずみ

刺しゅう作家兼ライター。断捨離にハマっていて不用品処分にフリマアプリをよく利用する。配送手段にレターパックを使うことも多いことから、今回解説する。

レターパックライトとプラスの大まかな違いは?

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郵便局で、レターパックと書いてある青と赤のA4サイズの専用封筒を見かけたことがある方も多いことでしょう。色の違いはぱっと見てわかりますが、ほかには値段や中に入れるものの厚さの違いなどがあります。そのため、送るものによって使い分けが必要です。そこで、いまから2つの違いについて詳しく解説していきます。

レターパックライトはブルーで値段が370円

レターパックライトは、青のパッケージで値段は370円です。全国一律料金・封筒一体型のため、荷物を入れてそのまま発送できます。2019年10月1日以前の旧額面は360円ですが、10円切手を貼ればそのまま使えるため処分しないようにしましょう。

レターパックプラスはレッドで値段が520円

一方のレターパックプラスは赤いパッケージで値段は520円です。ライトと同じく全国一律料金・封筒一体型のため、荷物を入れてそのまま発送できます。2019年10月1日以前の旧額面は510円ですが、10円切手を貼れば旧パッケージのものも使えるでしょう。

2つの共通点について

レターパックライトとプラスは、下記のような共通の特徴があります。

・全国一律料金・元払い
・重さ4キロ以内
・大きさA4ファイルサイズ (340mm×248mm)
・追跡サービス有り
・信書OK・損害賠償なし
・土日・祝日も配達

共通点も多いですが、異なる部分もいくつかあるのでその点に注意しましょう。

厚み制限はある?ない?

共通点が多いことがわかったレターパックライトとプラスですが、厚み制限はあるのでしょうか。チェックしていきましょう。

\次のページで「レターパックライトは3㎝以内」を解説!/

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