国語言葉の意味

【ことわざ】「駕籠舁き駕籠に乗らず」の意味や使い方は?例文や類語を超読書家Webライターがわかりやすく解説!

この記事では「駕籠舁き駕籠に乗らず」について解説する。

端的に言えば駕籠舁き駕籠に乗らずの意味は「自分のことにまで手が回らない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

絵本から専門書まで読み漁る本の虫、シクロを呼んです。一緒に「駕籠舁き駕籠に乗らず」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/シクロ

絵本から専門書まで読み漁る本の虫。塾講師の経験もあり、難関校への合格実績も多数。

近年の写真から物の輪郭や文字を認識する機能を使って誤字脱字をチェックする方法がないかと妄想する日々。

「駕籠舁き駕籠に乗らず」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

現代人は仕事に追われているとよく言われますが、皆さんはいかがでしょうか。もし、自身の胸に手を当てて、当てはまっていると感じているようであれば、本日ご紹介することわざはまさにあなたの状態を表しているかもしれません。

それでは早速「駕籠舁き駕籠に乗らず」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「駕籠舁き駕籠に乗らず」の意味は?

「駕籠舁き駕籠に乗らず」には、次のような意味があります。

1.日頃仕事として扱っているものを、自分の為には使わないたとえ。
2.仕事で他人の面倒は見るが、自分のことまでは手が回らないたとえ。

出典:用例でわかることわざ辞典(学研出版)「駕籠舁き駕籠に乗らず(かごかきかごにのらず)」

みなさんは自分の仕事にどれほど精通していらっしゃるでしょうか。私は学生時代に家電量販店で働いていた知人がいるのですが、その知人に聞けばあらゆる商品の情報が立て板に水のごとく流れ出てくるため、感心したものです。尤も、その友人に商品の使用感を聴いたところ、自身で使用したことは一度もないと笑っていたこともまた感慨深いものがありましたが。

このように仕事で扱い、他人へは上手に活用できるものの自分では使用したことがない、という状態にはまさに「駕籠舁き駕籠に乗らず」の言葉の通りです。ちなみに専門職の人の一部は仕事として日常的に振れている結果、せめて自分では使わないことで触れない時間を作りたい、という思いから使用しない方も一定数要るそうですよ。人の心もまた面白いものですね。

「駕籠舁き駕籠に乗らず」の語源は?

次に「駕籠舁き駕籠に乗らず」の語源を確認しておきましょう。

この言葉の語源は言葉の通りのものとなります。駕籠舁きとは駕籠を担ぐ職業を指す言葉です。すなわち駕籠を担ぐ側の人間は駕籠に乗ることがないという実態からこのことわざは生まれています。この場合は駕籠舁きが駕籠に乗ってしまえばだれが担ぐんだ、となることからもわかりやすい語源ですね。ただし、見慣れない漢字が使用されていますので読み方も含めて憶えておくと良いでしょう。

\次のページで「「駕籠舁き駕籠に乗らず」の使い方・例文」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: