
マスタードは紀元前から使われていた?
マスタードの歴史はかなり古いようで、使われていたのは紀元前からと言われています。当時は肉に種子を直接かけて食べて味の変化を楽しんでいました。そしてマスタードを初めて調味料として使ったのはローマ人。マスタードの種子をすりつぶし、マストという醗酵してないぶどう果汁をまぜて「ムスツム・アルデンス」(燃え盛るぶどう)と呼んでいました。これがマスタードの名前の由来とも考えられているようです。
日本でからしが使われたのは奈良時代から
「からし菜」の原産地は中央アジア。日本にもかなり昔に入ってきたと考えられており、奈良時代から香辛料として使われていたと伝えられています。薬味として、種子ではなく葉っぱの部分が使われたり、病気の治癒や僧侶の供養料などにも使われていたそうです。
からしとマスタード、どう使い分けると美味しい?
からしとマスタード、それぞれに歴史や特徴があることを紹介してきましたが、実際どのように使い分けると美味しいのでしょうか。どうせ使うのであれば、相性の良い組合せでいただきたいですよね。
おでんや和え物など和食と相性抜群のからし
皆さんもお察しかもしれませんが、からしは和食との相性がいいです。納豆やおでん、肉まんにも添えられますよね。私はおでんや肉まんには必ずつけます。お好みソースにからしを添えてトンカツにつけて食べたるのもおいしいです。
サンドイッチやソーセージなど洋食と相性抜群のマスタード
マスタードは、なんといっても洋食ですね。サンドイッチ、ホットドック、ウインナーやソーセージなどあまり辛くないのでソースとしてたっぷりかけられるのが魅力的です。サラダやお肉にかけたりと色んな使い方ができます。
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