国語言葉の意味

【ことわざ】「牛にひかれて善光寺参り」の意味や使い方は?例文や類語を漢検準一級ライターがわかりやすく解説!

この記事では「牛にひかれて善光寺参り」について解説する。

端的に言えば牛にひかれて善光寺参りの意味は「思いがけないことが縁で偶然良い方に導かれること」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

漢検準一級を保有しており言葉に詳しいたきじを呼んです。一緒に「牛にひかれて善光寺参り」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/たきじ

国立大学卒、漢検準一級保有のライター。高校時代の得意科目は国語と英語。漢字の意味やことわざ、熟語が好きで新しい言葉を覚えるのが得意。

「牛にひかれて善光寺参り」の意味や語源・使い方まとめ

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「牛にひかれて善光寺参り」ということわざをご存知でしょうか。なんとなくどこかで聞いたことはあるようなことわざですよね。見ただけでは、牛にひかれてお寺に行くという場面しか想像できませんが、一体どんな意味なのでしょうか。それでは早速「牛にひかれて善光寺参り」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「牛にひかれて善光寺参り」の意味は?

「牛にひかれて善光寺参り」には、次のような意味があります。

1.思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ。


出典:デジタル大辞泉(小学館)「牛にひかれて善光寺参り」

「牛にひかれて善光寺参り」の読み方は「うしにひかれてぜんこうじまいり」です。おばあさんが牛についていったところ善光寺たどり着き、厚く信仰するようになったという話から、思ってもいなかったことによって物事がよいほうに導かれることを意味しています。

ふとしたきっかけで状況が改善することは日常でもありますよね。由来や類義語も後ほど紹介するので合わせてインプットしてみてください。

「牛にひかれて善光寺参り」の語源は?

次に「牛にひかれて善光寺参り」の語源を確認しておきましょう。

「牛にひかれて善光寺参り」は信心のない意地悪な老婆が、干している布を角にかけて走っていく牛を追いかけたところ善光寺に至り、のちに厚く信仰するようになったという昔話に由来します。もともと意地が悪く心が貧しかった老婆ですが、善光寺に至ったことで菩提の心を起こすことができ極楽往生を遂げることができたのです。

このことから「牛にひかれて善光寺参り」はひょんなことから物事が180度よいほうに変化することを表す高尚なことわざとして覚えておくと良いでしょう。

\次のページで「「牛にひかれて善光寺参り」の使い方・例文」を解説!/

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