ライター/食いしん坊主婦
食べることが大好きな主婦。美味しいものには目がなく、食べ物関連のことを調べるのも好き。大食いの人達のように、たくさん食べられてなおかつ太らない体になりたいと思っている。
大見出し:そもそも左ヒラメに右カレイって何?
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ヒラメとカレイというと、片側に両目がよっているのが特徴で色も姿もよく似ていますよね。見間違えやすいですが、顔の向きが左と右向きに分かれるんです。その顔の向きで判断することから、昔から「左ヒラメに右カレイ」と言われているようですよ。
正面から見て左を向くのがヒラメ
魚を自分の正面に、お腹の向きを下にして置きます。平べったいのでどちらがお腹が分かりにくいですが、自分から見て片側によった両目が上にくるように置くと分かりやすいです。このときに、顔が左向きになるのがヒラメなんですね。
正面から見て右を向くのがカレイ
一方、同じように自分の正面に魚を置いたときに顔が右向きになるのがカレイ。ですが、中には例外も。マヌガレイはカレイでも左向きなのです。しかも世界的にみれば、ヒラメもカレイも生息域によって向きが違うようで、「左ヒラメに右カレイ」という見分けは日本独特のものと言えます。
ヒラメとカレイは口や歯の大きさで見分けた方が分かりやすい!?
顔の向きが絶対ではないとすると、他に見分ける方法はあるのか気になりますよね。実は口でも見分けることができます。というのもヒラメとカレイでは主食が違うので、それぞれ口や歯に特徴があるのです。
ヒラメの方が大きな口
ヒラメはカレイよりも口が大きく、ギザギザと鋭利な歯が生えています。これはヒラメが、いわしやあじ等の小魚を襲って補食する為です。平たくのっぺりしているせいかのんびりしているように見えますが、小魚を襲うだけあって俊敏な動きも可能で性格も攻撃的のようですね。
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