雑学

3分でわかる蛍の光と別れのワルツの違い!閉店の定番曲は蛍の光ではない?聴き分け方や歴史的背景の違いを音楽好きライターが解説!

よぉ、桜木建二だ。この記事では「蛍の光」と「別れのワルツ」の違いについてみていくぞ。よくお店の閉店時間に流れる「蛍の光」のような音楽があるだろう。実はあの曲は「別れのワルツ」という曲なんだ。

両方とも「別れ」や「終わり」をイメージさせるし、メロディもとても似ているから、その区別は難しい。

歴史を紐解くと、この2つの曲はそれぞれ別のルートをたどり、日本に浸透したらしいな。音楽と雑学が好きなライターishkaと一緒に勉強していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ishka

会社員兼WEBライター。普段はビジネスやサステナブルに関する情報を発進している傍ら、趣味で音楽制作にも打ち込んでいる。毎日白Tを着ているライター。

どちらも同じ曲のアレンジで誕生した歌

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お店で買い物をしているときに閉店ソングが流れ、「あ、蛍の光だ!早く買い物しなきゃ!」と思ったことのある方もいるでしょう。実はその曲、「蛍の光」ではないんです。(蛍の光の場合もあるかもしれません)

よく閉店のBGMとして使用されているのは、実は「別れのワルツ」という曲。「蛍の光」と「別れのワルツ」両者ともかなり似たメロディですが、なぜこんなにも似ているかというと、どちらも同じ曲が元となっているからです。

スコットランド民謡の「オールド・ラング・ザイン(Auld Lang Syne)」が、両方の原曲になります。この原曲の歌詞は、「昔の友人との再会を喜び、別れを惜しみながらもまたの再会を願う」という内容です。卒業ソングとして有名な「蛍の光」と、閉店ソングの定番となった「別れのワルツ」にぴったりの内容ですね。

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「蛍の光」も「別れのワルツ」も「オールド・ラング・ザイン(Auld Lang Syne)」というスコットランド民謡が原曲なんだな。

スコットランドでは、結婚式誕生日年末年始などで歌われるそうだぞ。

「蛍の光」と「別れのワルツ」の聴き分け方はリズム

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「蛍の光」と「別れのワルツ」はメロディラインがとても似た曲ですが、聴き分ける方法があります。それが、「リズム(拍子)」です。「蛍の光」は四拍子、「別れのワルツ」は三拍子の音楽になります。

「拍子」とは音楽のリズムのことです。日本のポップスの多くは「四拍子」で構成されていますね。「三拍子」の曲は「ワルツ」と呼ばれる音楽ジャンルに多いです。それぞれ詳しくみていきましょう。

「蛍の光」は四拍子

まずは卒業式の定番ソング「蛍の光」について。「蛍の光」は四拍子の音楽になります。

この「四拍子」は簡単に説明すると、「1(強調) 2 3 4 1(強調) 2 3 4 …」のリズムが取れる拍子です。リズムをうまく取るポイントは、頭の「1」を強調すること。手を叩きながらだと分かりやすいと思います。

「別れのワルツ」は三拍子

対して「別れのワルツ」は、ワルツとあるように三拍子の音楽になります。三拍子の音楽は四拍子の音楽に比べて、リズムの取り方が少し複雑です。

三拍子のリズムは「1(強調) 2 3 1(強調) 2 3 …」となります。四拍子目がなく、三拍子目のあとは頭の1拍子目に戻るイメージですね。リズムを取るコツとして、手で三角形を書いてみるというのがあります。「1 2 3」に合わせて、空中に三角形を書いてみてください。それが三拍子です。

「別れのワルツ」はこの三拍子で構成されているので、「この曲は蛍の光と別れのワルツのどっちかな?」と迷った時には、リズムを取ってみてくださいね。

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