
3分で分かる32bitと64bitの違い!bitの意味や大きさによる違いをガジェット大好きライターが解説!
2進数(0,1)を格納できる箱
bitとはbinary digit(バイナリーディジェット)の略で、日本語では「2進数」で表されます。コンピューターは、「0」と「1」の2つの数値の羅列によって物事を表現しており、コンピューター上のあらゆる存在の最小単位は「0」か「1」です。そして、この「0」と「1」を入れる箱がbitとなります。
byte(バイト)という単位もある
データの単位としてよく使われるのがbyte(バイト)です。「1byte」は「8bit」であり、bitのままデータ量を表すと膨大な数値になってしまうので、一般的にこのbyteを使用します。
また、情報量の増えてきている昨今では、byteだけで表すと数値が大きくなってしまうので、KB(キロ・バイト)、MB(メガ・バイト)、1 GB(ギガ・バイト)TB(テラ・バイト)のように表現することが多いです。これらの表現は日常でも見慣れているのではないでしょうか。

bitの意味やbyteなどの単位について理解できたな。スマートフォンの容量の大きさや通信料やなどで、〇〇Mbyteや△△GBという表現を見かけることは多いと思うが、その最小単位はbitであることを覚えておこう。データ量の違いや単位の読み方が分かったところで、実際にwindowsの32bit版と64bit版の性能面の違いと、選び方について解説するぞ。
32bit版と64bit版の性能面の違い
windowsの32bit版と64bit版は扱うことが出来る情報量が異なりますが、実際に性能面でどのような違いがあるのかみていきましょう。
処理速度の違い
32bit版と64bit版の違いの一つは、処理速度です。一度に扱うことが出来る情報量が異なりますので、64bit版の方がより速く、より多く情報を処理することが出来ます。
メモリーの容量
次に、32bit版と64bit版では、メモリーの容量が異なります。32bit版で認識できるメモリーの最大容量は2~4GBまでとされ、64bit版ではおおよそ8GB~2TBのメモリーの使用が可能です。メモリーとはよく作業テーブルに例えられ、どれだけの作業を一度に素早く行うことが出来るかを左右しています。画像や動画の処理、PCゲームを行う場合には、32bit版の限界である4GBメモリでも不十分な場合が多いです。