
しかし炊飯器にもいくつか種類があるらしく、それぞれ特徴も異なるようです。
この記事では元家電販売員のishkaと一緒に、炊飯器の種類と選び方について勉強していくぞ !

ライター/ishka
会社員兼WEBライター。学生時代は家電販売院として、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、炊飯器、オーブンレンジなどの接客に注力。今でもよく家電量販店に行き、最新家電をチェックしている。
マイコン炊飯器とIH炊飯器の特徴!

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まずはマイコン炊飯器とIH炊飯器の特徴をご紹介いたします!マイコン炊飯器は比較的安価でIH炊飯器はマイコンに比べて価格が高い傾向があります。また、1番の特徴は熱し方。マイコン炊飯器は釜の底から熱するのに対し、IH炊飯器は釜全体で熱することが可能です。それぞれ見ていきましょう!
マイコン炊飯器は安価で底から熱するタイプ!
マイコン炊飯器の特徴は、釜の底から熱するという点です。マイコンタイプの炊飯器は歴史が古く、1970年代の後半に販売が開始されました。
底から発生させた熱を全体に行き渡らせる方式であるため、炊く量が多い場合はムラができてしまう可能性もあります。しかし少量のお米しか炊かないご家庭であれば、問題なく炊飯可能なので、安価で手に入るマイコン炊飯器はオススメと言えるでしょう。
低価格帯だと、5,000円前後での購入も可能となっております。1回ので炊飯にかかる電気代は、約4〜5円ほどです。
IH炊飯器はムラなくふっくらお米を炊ける!
IH炊飯器の特徴は、釜自体で発熱させることで全体に熱を行き渡らせるという点です。マイコン炊飯器は底からのみの伝熱だったのに対し、IH炊飯器は電磁誘導とよばれる技術を使うことで、釜全体を発熱させ炊飯を行います。
このメリットとしては、お米1粒1粒にしっかりと熱が伝わるという点です。たくさんの量を炊く場合でもムラのない仕上がりになるんですね。
しかし、機能性が高いこともあり、マイコン炊飯器よりも高価な傾向があります。低価格帯でも10,000円前後が相場です。1回ので炊飯にかかる電気代は、マイコン炊飯器とほぼ変わらず約4〜5円ほどになります。
マイコンとIHでお米の味が変わる!

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続いてマイコン炊飯器とIH炊飯器の味の違いについて解説していきます。衣食住の「食」を支える家電である炊飯器、やはり味のクオリティは気になりますよね。もちろん両方とも美味しく炊けるのですが、IH炊飯器の方がよりもっちりとした仕上がりになります。
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