雑学食べ物・飲み物

勘違いされやすいハッシュドビーフとハヤシライスの違い!2種類のソースと名前の由来・似ているレシピまで雑学オタクライターが徹底わかりやすく解説!

材料や味の違い

ハッシュドビーフとビーフシチューの違いはまず肉の厚みと野菜の種類。ゴロゴロと大きめの具材には、ジャガイモやニンジン、玉ねぎやマッシュルームが用いられます。具材の大きさにも関係することですが、煮込む時間にも大幅な違いが。複数のレシピを調べたところ、ハッシュドビーフは煮込み時間は大体10分〜20分程度。ところがビーフシチューは1時間〜2時間ほど煮込む必要がありました。とは言え、市販のルーや圧力鍋を使えば時間の短縮も可能なので、あまり構えずに挑戦できる料理でもありますね。

日本のビーフストロガノフはデミグラスソースを使うレシピが多いことは上記で触れました。しかも、具材もほぼハッシュドビーフと同じ。これでは違いはないように思えますが、最大のポイントはサワークリームです。サワークリームは名前の通り酸味があるクリームで、この爽やかな酸味が肉のしつこさを取り味を引き締めてくれます。日本ではあまり馴染みのないサワークリームですが、ヨーグルトやレモンと混ぜた生クリームで代用も可能ですよ。

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約200年も続いた鎖国を解いた日本は、諸外国に負けない国力を持つために西洋の文化を積極的に取り入れ始めた。特に明治時代の文明開化は食文化にも大きな影響を及ぼし、それが現代まで続く食の基盤になっているものも多い。

料理のアレンジは日本のお家芸!

ビーフシチュー、カレーライス、ラーメンなど。今や日本の国民食でもある料理でも、もとは海外で生まれたものはたくさんあります。ハッシュドビーフもその1つで、今では海外で「日本の洋食」として認識されるほど。中華料理や西欧料理の技術やレシピを取り入れつつ、日本人の口に合うようにアレンジしていくのは、食に敏感で貪欲な日本人の性と言えるかも知れません。当時は斬新だった海外の料理を、努力で美味しい日本の料理に進化させてきた料理人さん達に対し、食いしん坊の筆者は脱帽です。

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