雑学食べ物・飲み物

勘違いされやすいハッシュドビーフとハヤシライスの違い!2種類のソースと名前の由来・似ているレシピまで雑学オタクライターが徹底わかりやすく解説!

よぉ、桜木建二だ。ハッシュドビーフとハヤシライスはどちらも西洋の料理というイメージが強いかも知れないが、実はれっきとした日本生まれの西洋風料理だ。高級なレストランから家庭まで広く浸透しているよな。しかし実際の料理を見ると、ハッシュドビーフとハヤシライスを区別することはとても難しい。この記事では見た目も材料も非常に似通っている2つの料理の違いを、雑学オタクのライターおとのと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/おとの

食に関する雑学が大好きなWebライター。もちろん牛肉も大好物だが、住んでいる地域の都合か食べる機会が少ない。今回はその悔しさをバネに、牛肉の王道料理について調べ漁った。

ハッシュドビーフとハヤシライスは同じ料理?

image by iStockphoto

ハッシュドビーフとハヤシライスについて、実は明確な違いはありません。一般的にイメージされているのは、ハッシュドビーフは薄切りの牛肉と玉ねぎをデミグラスソースで煮込んだもの。対してハヤシライスはトマトソースで煮込んだものと思われがちです。このソースの違いも厳密に定められているわけではないのですが、ここではそのイメージに沿って、それぞれのソースについて解説します。

ハッシュドビーフの特徴?デミグラスソースとは

デミグラスソースはバターで炒めた小麦粉(ブラウンルー)を、牛肉や骨や香味野菜と一緒に煮込んで作ります。発祥地であるフランスでは“demi-glace”(ドゥミグラス)と発音され、“demi”は半分、“glace”は氷を意味する単語です。ここから、煮詰めるという意味に転じ、長時間煮詰めた濃厚なデミグラスソースの呼び名となりました。

赤ワインなどの酒類を入れるため、コクと深みのある大人向けの味わいが特徴。トマトピューレやケチャップを入れるレシピも多く、その分量や割合によって風味や味は異なってきます。このことからも、ハヤシライスとはソースが違うとも一概には言えないとわかりますね。

ハヤシライスの特徴?トマトソースとは

トマトソースとはトマトをベースに作ったソースの総称で、パスタに和えたり肉や野菜の煮込み料理に用いたりします。レシピも様々ですが、ニンニクで玉ねぎとトマトを炒め、香辛料などを加えてじっくり煮込んで作るのが基本。ハヤシライスの場合は、トマトをメインにケチャップ、ウスターソース、コンソメを入れて味を整えることが多いようです。

シンプルで癖がなく、トマトの甘味が凝縮されたソースなので、子供から大人まで食べられる大衆的で人気の味ですね。

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ハッシュドビーフを白飯にかけたものがハヤシライスという説もあるが、そもそもハッシュドビーフも同じように食べるものだという認識が強い。各メーカーが販売しているハッシュドビーフのルーのパッケージを見ても、白米にルーがかかった写真やイラストが載っている。これもハッキリと確定している定義ではなさそうだ。

ハヤシライスの由来

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“Hash”には細切れのという意味があり、“beef”は言わずもがな牛。つまりハッシュドビーフは料理の特徴を表す英語として意味が通じますね。では、ハヤシライスのハヤシは何を意味するのでしょう。これには諸説あるのですが、この項では有力だと言われている説を2つ紹介します。

\次のページで「Hashed beef with riceが訛った説」を解説!/

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