
同じくうなぎとご飯を使うひつまぶしは何が違う?

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ひつまぶしと言えば名古屋の名物料理。うな丼やうな重と同じくうなぎと白米の組み合わせではありますが、ひつまぶしは少し違うんです。うな丼はどんぶりの器に、うな重は重箱に盛られていますが、ひつまぶしはお櫃に盛られています。お櫃の中に白米を入れ、小さく切ったうなぎの蒲焼をまぶすことから「ひつまぶし」と名前が付いたそう。器の違いもありますが、ひつまぶしの一番の特徴は食べ方にあります!このひつまぶしには薬味や出汁がついていてお好みで薬味や出汁をかけて食べるんです。
私も過去に名古屋でひつまぶしを食べた経験があるのですが、お櫃からお茶碗に取り一杯目はそのままの味を。2杯目は薬味も一緒に、三杯目はお出汁もかけて。といった感じだったと思います。最初はせっかくのうなぎにお出汁をかけるなんて…ともったいなく思ったのですが、お出汁とうなぎが予想以上のハーモニーを繰り広げてくれ、感動しました。これはうな丼とうな重にはない食べ方ですよね。
うな丼とうな重、違いを知ってオーダーしてみよう
うな丼とうな重の違いは、ほぼ器だけという結果になりました。とは言え身を使う部分や量には少し違いがあるようなので、少し余裕があるときにはより贅沢にうなぎが味わえるうな重を!という選択の仕方もありではないでしょうか。より贅沢に、天然物のうなぎを扱っているお店に足を運ぶのもよいかもしれません。そして個人的にはひつまぶしもおすすめです!